２６日、いつか思い出してしまいそうな出来事が３つありました－－。

まず、自称コンサルタントＯ氏の人柄に、すっかり騙されてしまったことです。Ｏさんは、午前中のアポイントを見事にすっぽかしてくれました。雨の中、しばし待たされたということもあり、相当、腹立たしかったです。

しかし、それはそれ。仕事だから仕方ないと割り切り、再度約束を入れ、夕方に面談しました。実際に会ってみると、Ｏさんはなかなかの紳士で、話題も豊富です。実に楽しい時間を過ごしました。その時、あっという間に怒りを忘れてしまった自分が、とても滑稽に思えました。

次に、夕方、待ち合わせまでの時間潰しに入ったミスタードーナッツでのことです。店に入った途端、僕にとって、場違いな風に感じました。というのも、店内には会社帰りのＯＬたち、学校帰りの女子中高生たちが溢れんばかりで、雨に濡れ、疲れ切った表情をしたサラリーマンは、僕だけだったからです。

恥ずかしいやら照れ臭いやらで、困惑した気持ちになりました。ただ、雰囲気に慣れてくると、ゆとりも湧きます。店内にいる女の子で、誰が一番可愛いかなどを一人でチェックして楽しみました。おかげで、一瞬のうちに時間が経ち、有意義な時間潰しができた感もあります。店内に居合わせた女性たちに感謝しました。

最後に、遅過ぎる夕食を食べている際に受信した、知り合いからのメールのことです。ざっくりとした内容を言えば、自分の飼っているうさぎの自慢で、トイレをちゃんと覚えたという話でした。目立ったのは「うんち」という言葉が何回も登場したことです。

ちょうど僕は、大好きなカレーを貪り食べている最中で、思わず吹き出しそうになりました。そこで早速、「カレーを食べているんだけど」と返信します。すると、状況に気付いた知り合いは写メールで、うさぎの「●」の画像を送ってよこしました。

僕は、はっとしました。カレーを食べている時、「うんち」と連呼されるより、むしろ、「●」を直接見せられる方が、心を襲う負荷が軽いということに、初めて気付いたからです。とても貴重な体験でした。

改めて振り返ると、どうしようもなくベタな話ばかりです。思い出さない方が良い気もしてきました。何だか複雑な気持ちです。。。