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October 27, 2004
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カテゴリ:つぶやき系
知り合いの前世は、忍者だったのかも知れません--。欺いたと思っていたら、こちらが欺かれていたからです。忍者の持つ「社会を欺きながら暗躍する超人たち」というイメージは格好良いので、羨ましい気もします。

27日、埼玉県にある東武動物公園の付近で仕事だったため、千葉県に住む、仲の良い知り合いの家に泊めてもらいました。翌朝早いという知り合いに合わせ、0時前に布団へ入りましたが、宵っ張りの僕はなかなか寝つけません。

むしろ、活動はこれからという感じです。体は疲れていますが、日頃の習慣のため、目はらんらんと輝きを増す一方でした。それに比べ、知り合いはあっという間に寝息を立てています。子供のような寝つきの良さでした。

寝た子を起こす真似もしたくないので、じっとしているつもりでしたが、もともと耐えるのは苦手です。退屈さを抑えきず、知り合いのノートパソコン(PC)を持ち、抜き足差し足。2階にある寝室をそろそろと抜け出しました。

1階に降り、回線を繋いだ時、一仕事を終えたような爽快感がありました。見事に気付かれず、忍び出たと思えたからです。僕の前世は、忍者かもしれないという誇らしい気分になり、たばこを一服。他所様の家に泊まり込み、真夜中、一人で満足感に浸りました。

ノートPCに興じ、2時間後、ようやく眠くなり、こっそり寝床へ戻ります。知り合いを見ると、僕が抜け出した時のままの状態でぐっすり。僕は「しめしめ」と低い笑い声を立てながら、「前世忍者説」への自信を深めました。そして、そのまま夢の中へ落ちました。

「そろそろ起きろ~」と声を掛けられたのは、朝5時半。告知されていたので、覚悟を決めていましたが、睡眠2時間足らずでは、さすがに寝た気もしません。それでも約束は約束です。眠い目を擦りながら、着替え始めました。

すると、知り合いは、いきなり僕に「夜中、布団を抜け出して、ゴソゴソしてたな~」と、ニヤリと一言。どうも僕が、寝床を抜け出したのを知っている様子です。ドキッとした僕は「謀ったな~」と笑顔で答えましたが、心の中で「前世忍者説」が崩れ落ちる音を聞きました。

その後、忍者より格好良い前世のあり方を探し続けています。。。





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Last updated  November 7, 2004 12:59:27 AM
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