心を和ませる光です－－。３日夜、帰宅中、街路樹に小さなイルミネーションが灯っているのに気付き、しばし立ち止まり眺めていました。直接見ても眩まない、やさしい輝きに癒される気がしたからです。明日に向け、元気が湧いてくる感じもしました。

休日出勤で心が乱れていました。独りぼっちの職場は、誰に気兼ねすることもなくて好きなのですが、逆に自分だけが休みを潰しているという被害意識も湧き上がるものです。日が暮れると、その思いに拍車がかかり、とても殺伐とした気持ちになりました。

ホタルにも似た小さな光は、駅前のデパートまで続いていました。じっと見つめていると、まるで帰り道の案内をしてくれているようでもあり、さらに僕が仕事を終えるのを待っていてくれたかのようにも思えてきました。それほど安らぎある風景だったのです。

ひょんなことから気分転換ができて上機嫌になっている僕に、たまたま知り合いから、メールが届きました。返信にイルミネーションに癒された経緯を書いて送信すると、戻ってきたのは、からかい交じりのこんな返事：

「げっ！？クリスマス商戦用のライトアップで癒されたの！？」

この知り合いには、怒りを伝える閃光を照射したいところです。。。