死中に活を求めます－－。５日夕、上司から継続的に休日出勤するよう言われ、意気消沈しました。「休日こそ我が命」の僕にとって、死刑宣告に等しい指令です。しかし、転んでもただで起きたくないのが性分。毎回、楽しめる休日出勤にするよう策を練るつもりです。

休日出勤を求められたのは、これから年末にかけて、大きなイベントが週末に集中するからでしょう。大方、スケジュールを把握していたので、ある程度覚悟していました。加えて、月末の特別企画も近づきつつあることから、３日の祝日に続き、今週末の休みも出勤するつもりでした。

ショックだったのは、それ以外の小粒なイベントにも参加するよう言われたことです。上司は、柔らかな物腰で話しましたが、事実上、この先も連続で休日出勤するよう申し渡したつもりに違いありません。仕事なのでやむを得ませんが、社会人たるもの、休日に心身を癒すのも仕事のうちと言いたいところです。

当面の間、休日出勤を楽しむために、仕事後、必ず遊ぶ約束を入れておくよう心掛けます。休みに働いた「御褒美」といったところです。周囲には、土、日、祝日出勤が当然の人たちもいます。休日出勤のせいでポッカリと空いた心の穴を、彼らと埋め合うのも悪くないような気がします。

そこで早速、携帯電話で知り合いに誘いのメールを送ったら、すぐ反応がありました。「おぅ、いいよ」と気持ちの良い一言。これから時間など待ち合わせを決める手はずです。いよいよ楽しい週末出勤の幕が上がりそうです。幸先良いスタートに、今後に向けて期待も高まってきました。