勝負の決め手はタイミングです－－。１２日、上司に青森県へ出張したいと申し出て、快諾をもらいました。酔って御機嫌だったところへ、熱意を示しながら話したのが良かったのでしょう。言い出す時期を我慢して見計らっていただけに、ズバリ的中した嬉しさでいっぱいです。

いつ願い出ても許可されたはずです。とは言え、念には念を入れました。青森は首都圏から遠く離れ、交通費が高くなるため、経費で落ちない可能性もあったからです。上司は、なかなか「話せる人物」で、会社負担にならなければ、行く必要がないと判断しかねない雰囲気もありました。

ただ、自己負担でも行く考えでした。青森は、通り過ぎた事こそあるものの、じっくり探索したことがありません。そのため、自費で行っても楽しめる土地と感じ、その場合、木曜に現地へ入り、金曜に仕事し、土曜と日曜をかけて心ゆくまで遊ぼうという腹づもりでした。

申し出た時、上司はアルコールが入り、機嫌良く見えました。もともと話好きな人物ですが、いつもより口数が多かったように感じます。僕に対しても普段より会話を求めるので、密かに、このタイミングで出張を願い出たらスムーズに許可される気もしていました。

夜遅く帰宅中、今日、静岡県へ出張している仲の良い友人からメールを受け取りました。「静岡はなんかしらんがぬくいよ」とのこと。それを読み、青森へ行くのが一段と楽しみになりました。着いたら、この友人に「青森はなんかしらんがさむいよ」とメールしたくなったからです。

ただ、その前に、押入れのどこかに眠っている厚手のコートを探し出さねばなりません。。。