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January 11, 2005
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カテゴリ:つぶやき系
「すみません、火を貸してください」--。11日朝、駅のホームで学生らしき男性にこう声を掛けられ、ドキッとしました。昔の自分の姿がダブって見えたからです。懐かしさも覚えながら、快くライターを取り出し、煙草の先に火を点けてやりました。

かつて僕も、見知らぬ人からよく火を貰いました。駅のキオスクなどで買えば済むのですが、自宅に帰れば幾らでもライターが転がっているので買う気が起こりません。学生時代に仲の良かった知り合いKが、そんな僕を見て「火貰い人」と、からかったことを思い出します。

喫煙者同士の固い「絆」を感じます。常識からすれば、ライターを持たずに煙草を吸おうとするのは浅ましいかもしれませんが、「火をください」と請われて拒否する人、もしくは請うて拒否される人は、まず居ない気がします。「吸いたい気分」を互いに理解し合っていると思えるからです。

とは言え、節煙を心掛け始めた僕にとって、この絆は「呪縛」にすら感じます。人の煙草に火を点けてやることで、自分も吸いたい衝動に駆られるからです。ただ、この欲求を振り払わねば、呪縛から解き放たれることもありません。それだけに、ぐっと堪えました。

数時間後のランチタイムに、堰を切った水のような勢いで吸わなければ、もっと評価できる我慢だったはずです。。。





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Last updated  January 12, 2005 05:21:01 PM
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