|
テーマ:今日の出来事(291788)
カテゴリ:つぶやき系
「野暮用があるので、ここで失礼します」--。21日夜、出先での仕事を終え、まとまって帰途につくつもりの上司たちに向かってこう言い、頭を下げました。上司は意味ありげにニヤリとしながら、「分かった」とだけ言い残し、去っていきました。
「野暮用」は、とても便利な言葉です。「どうか詳しい理由は聞いてくれるな」というニュアンスを失礼なく相手に伝えられるからです。対上司では、特に有効で、説明しなくても良いプライベートの事情を明かさずに済みます。余計な事を言って「厄介事のタネ」つくらないように、ここぞという時によく使っています。 とは言え、「野暮用って何よ」と聞いてくる「勘どころ」の悪い人も、少なからず居ます。その類のタイプには、本当に申し訳ないという素振りを見せながら「野暮なことなんで、どうか勘弁してください」と繰り返せば、周囲にいる人が「まあまあ、良いじゃない」と助け舟を出してくれるケースがほとんどです。 4、5年前、僕を可愛がってくれた先輩Sが、上司の酒の誘いを断る際に使っているを聞き、身につけました。Sさんは言葉巧みな人物で、こうしたフレーズを幾つも教えてくれました。ただ、語気を強めながら「タイミングを間違えないように」と強調していた覚えもあります。そのため、僕は自分なりに慎重な姿勢で使っています。 それにしても、今回はスムーズに切り出すことができて、我ながら「してやったり」の感があります。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[つぶやき系] カテゴリの最新記事
|
|