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テーマ:今日の出来事(291797)
カテゴリ:つぶやき系
「喜びの素」は浴槽のフタ--。30日、引越して間もない親しい知り合いの買い物に付き合い、予想以上に感謝されました。購入した風呂桶のフタなどを運んだだけなので、内心、恐縮するばかりです。とは言え、知り合いの喜ぶ様子を見て、僕もすっかり嬉しくなりました。今では、大した手助けをしたつもりになっています。
「どうしても欲しかったんだよ」と言いながら、知り合いは風呂に買ったばかりのフタをセットし、にっこり微笑みました。入浴後、天井に水滴が付き、カビが生える原因になるため、「ずっと購入する機会を伺っていた」とのこと。ただ仕事が忙しく、なかなか時間を作れなかったそうです。やっと買えたという安堵の表情を浮かべていました。 知り合いに「どうもね」を繰り返され、僕は照れ臭くなりました。確かに冷え込みの厳しい中、幅のある日用雑貨品を持って、そこそこの距離を歩くのは手間のかかることですが、それ以上でもそれ以下でもありません。ましてや随分、世話になっている知り合いの手伝いなので、取り立てて労苦に感じなかったのが実情です。 ただ、あまりにも嬉しそうな知り合いを見ていると、自分が大きな役割を果たしたような気持ちにもなってきます。役に立てたという充実感で心が満たされていくからです。最初こそ「いやいや、俺は何もしてないよ」と言っていたものの、しばらくして「いえいえ、どういたしまして」と答えていた自分に気付き、思わず吹きそうになりました。 実に得した気分です。色気もない浴槽のフタ一枚で、僕と知り合い、ともに大満足だったのですから。その意味だけでも十分、素敵な買い物だったと言えるでしょう。このフタが快適な生活につながれば、さらに素晴らしいことです。しばらくして、知り合いにフタの「効き目」を尋ねます。きっと再び、「喜びの声」が聞けるでしょう。 風呂桶のフタで、ここまで盛り上がったのは生まれて初めてです。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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