プロレス話はモルヒネ代わり－－。５日、プロレス団体ＷＷＥが昨晩に引き続いて日本公演（ＳＭＡＣＫ ＤＯＷＮ）を開いた、さいたまスーパーアリーナ（埼玉県さいたま市）のすぐ近くで、プロレス好きの知り合いと一緒に酒を飲みました。朝から原因不明ののどの激痛に苦しんでいたものの、イベント開始に心躍らせる知り合いの笑顔と話に釣り込まれ、いつの間にか痛みを忘れました。

唾液を飲むのにさえ苦労するほどの痛みでした。流し込む焼酎が、さらに刺激を強めます。とは言え、久しぶりに会う知り合いが、ショーに登場するスーパースターの「四方山話」について楽しそうに話すのを見ると、こちらまで嬉しくなってきます。この知り合いの影響で「お気に入り」のレスラーになりつつあるジ・アンダーテイカーの話題では、身を乗り出して話を聞きました。

激しい痛みを思い出したのは、帰りの電車の中です。夜の冷たい空気を感じるだけで、のどがヒリヒリしました。ただ、それでも満ち足りた気持ちでした。車内で語り合うファンたちの感想が、ショーのさまざまな場面を思い浮かべさせてくれるからです。痛みに耐えながら、知り合いに「一粒で二度楽しめる電車だな」とかすれ声で話し掛けると、知り合いもにっこり頷きました。

この後、予想だにしない事態になることを、僕が知る由もありません。。。

【参考】

格闘技のＫ－１で６戦全敗の曙がリング上でパフォーマンスするシーンもあったようです（写真提供：プロレス好きの携帯カメラマン）