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テーマ:今日の出来事(291782)
カテゴリ:動物系
猛毒を持つハブ対策として、奄美大島などに持ち込まれたマングース。実のところ、当初期待された役割をちっとも果たしていなかったんだ。それどころか、アマミノクロウサギやオオトラツグミなど、絶滅が危ぶまれている小動物を食べていたそうだよ。
もともとマングースは、ヘビを主食として生きる動物ではないんだ。あくまでもヘビを捕食するケースもあるという程度に過ぎないらしいよ。米国などは、早くからその事実を知り、自国の固有種の生存が危惧されることから、マングースの輸入を禁止していたみたいだね。 日本では、環境省が00年辺りからマングースの駆除を始めたんだ。04年5月には「特定外来生物生態系被害防止法」が成立し、マングースを集中的に駆除する方針を固めたよ。ただ、一部の動物愛護者の間からは「殺すなんて残酷」として、反対運動が起こっているんだとか。 「残酷」とか「可哀想」など感情論による反対運動は、結果として絶滅危惧種が息絶えるのを待つだけとなりそうで、あまり意味があると思えないよ。とはいえ、すべてがハッピーになるようなアイデアも浮かばないけどさ。 少なくとも言えるのは、人間の都合で持ち込まれたマングース、そして、移入されたマングースのせいで、生存を脅かされているアマミノクロウサギなどからしてみれば、まったく迷惑千万な話だよね。 皆さんはどう思う? 【参考】 「頑張れ!アマミノクロウサギ」:http://plaza.rakuten.co.jp/white55fox/diary/200511020000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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