手をつないで目を閉じて

第１巻は「香港・マカオ編」ふと思い立ってインドのデリーからバスを乗り継いでロンドンまで行こう！と決心する主人公。
勇気がある・・・・・というか無謀？！
そこここで現地の人たちの温かさにふれたり、せちがらさにふれたり（笑
マカオではサイコロ賭博にはまったりしてハラハラしましたが
２巻で無事にタイへ入国。
美しい風景と現地の食べ物、人々の生活。
リアルな旅行をバーチャル体験できる本です。
工くんが「大好き！」というだけあって彼のＤＶＤ『Colling』のイメージそのまま
雑多なアジアの繁華街やチープなホテル、無愛想だけどじつは人のいい宿の主人。
読んでいて「ぷぷぷ！」と噴出しちゃうこともしばしば。
アジアの人たちから見た日本人というのがよく描かれていて、
ぜひ娘にも読んで欲しい本だなぁと思いました。

この本に影響を受けて自らも世界のあちこちを一人旅してまわったっていうのも
すごいなぁ、「女の子には危険すぎる旅だった。自分が男でよかった。」と語っていたけど
男の子でもあれだけきれいな顔してたら絶対ヤバイよ～！
よく襲われなかったもんだと思います、まったく。