カテゴリ:本
「神話の子供たちシリーズ」最終巻でした。泣きました。 <以後、本の感想・ネタバレあり> いよいよユージン・キーツとの直接対決を迎える最終章。 その前に遥か東方の島国の那智の滝に行ってシャーマンに会うサラ。 そこに思わぬ秘密とユージン・キーツに対抗する武器が隠されていた。 フェンリルと別れてエリアスたちと共に行動するサラは エリアスに愛情を抱くようになり、そのことに自分でも気づく。 このへん「ヨカッタね!エリアス!」と、わがことのように嬉しかったり。 だってずーーっとサラ一筋だったんだものね、少年時代から。 最後にタウバとフェンリルがサラたちを脱出させて果てるところは もう涙なしには読めませんでしたよ。ある意味これもBL?! 榎田さんの本領発揮?だってあまりにもタウバと一緒に死ねることに フェンリルが安らぎと喜びを感じていたから・・・・。 それはきっとタウバも同じだったに違いない。 いずれにしろ、サラたちを乗せたエレベーターをサイパワーで 地上に押し上げて責務を果たし、精神的に融合しながら 息絶えたタウバとフェンリルは師弟愛を超えたものを感じさせたよ。 やっぱサラの相手はフェンリルじゃなく一途に思い続けたエリアスだよね。 今回オイシイ役だったのはアショクとシッダルッタ(笑) 大活躍じゃないですか!! さすが代々メインコンピュータを支配してきた家系の末裔。 しかしよ~く考えると『生まれいずる者よ』に出てきたあのメイド!! あの人が本当のことをユージン・キーツに伝えていたら 世界は混乱せずに済んだかもしれないのに。 すべての元凶はあのばーさん・・・・・?? <リアル日記> この頃しぃちゃん絵板練習中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 9, 2007 08:38:04 PM
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