・・・マルティニック島で、私はひなびて、管理なども厳格でないラム醸造所をいくつか訪ねたことがあった。そこでは、18世紀この方ずっと同じ道具と技術が用いられていた。・・・かすのこびりついた、古びた木の大樽のそばで味わったマルティニックのラムは、口当たりが良く、香りもあり、一方、プエルトリコのラムは平凡で粗野だった。では、前者の細やかさは、時代遅れの造り方のために温存されやすい不純物が生み出すのだろうか?この対照は、私に、文明のパラドックスをありありと示してくれる。文明の魅力は、文明がその上げ潮に乗せて運んでくる澱に本来付着しているものなのだが、それでいてわれわれは、その潮を浄化せずにはいられないのである。・・・(レヴィ=ストロース著 「悲しき熱帯2」第9部 回帰 38 一杯のラム よりの引用)
(VISION)10年後ぐらいにBarをどこかで開こうと思っています。 (コーヒー豆ロースト)もう10年ぐらい、自宅の庭でローストを続けています。楽天市場にも出品してますよ。 (酒)最近は、ドラフトワンがお気に入り。夏は、テキーラの麦茶割り、秋冬はワイン、春先は、日本酒。時にグラッパ、カルバドス。余裕があれば、シャンパーニュ (音楽)なんでも、聴きますが・・・。最近は、Stingの暗いのを・・。 (書き下ろし中の小説「インディー」のあらすじ) メインの舞台は、京都の木屋町。時は2000年。 「私」は、数年前までは堅気暮らしをしていたが、両親が亡くなり遺産が舞い込んだため、今は職も持たないプータロー。何かやりたいのだが、何をやって良いのかわからず、木屋町の喫茶ルーンで日がな一日、ママ相手に無駄話をしたり、町の風景を眺めたりして過ごしていた。 椎名林檎の「本能」によって心の扉を開かれた私は、音楽とワインのフリーペーパーを発行することを思い立ち、バレエが大好きな京都の大学生ナオミと出会い共同で制作に取りかかる。 ところが、ナオミの案内で訪れたショットバーのバーテンダー、ヤベが引き起こしたトラブルが原因で、コーチ屋の手伝いをする破目になり、フリーペーパーの制作どころではなくなく。 ヤベの彼女ユキは、メジャーデビューを目指すミュージシャン。ユキが所属していたのは、ヤクザ系の音楽事務所。外タレの呼び屋なども手広く派手にやっているが、内情は火の車。社長は、ユキに「CD制作、プロモーションにかかわる費用捻出のため、風俗で働くよう」そそのかしていた。ヤベが、身代わりを申し出てパチンコ屋でのイカサマを手伝っていたのだが、金を着服していたのがバレ、袋叩きの目に遭い入院。人質に取られていたユキを救出するために、私は単身ヤクザ事務所に赴いたが、篭絡されて、ヤクザ稼業のお手伝い。そして、ひょんなことから解放されたユキと同棲することになる。 コーチ屋の仕事は楽しんでやっていたが、ある日、社長じきじきに「社員になるよう」に言われ、手始めに来日中の外タレのマネージャーにコカインを届ける仕事を指示される。仕事は無事こなしたが、今度は、スピードの売人の仕事をやれと言われる。 「これをやったら、もう二度と戻れない川を渡ることになる」と私は直感した。 困り果てた私は、祇園のバーit’sでバーテンとして復帰したばかりのヤベに相談に行く。 ヤベが紹介してくれた組長の高校時代のバンド仲間だった内装屋のシムラさんに600万を積んで足抜けの口利きを頼み、ユキも私もヤクザ組織からの脱出に成功する。しかし、ユキは必ずしもそれを喜ばなかった。 ユキのアパートを追い出された私は、立ち寄ったバーit’sでナオミと再会。ナオミは、恋人ヒロトに別れを告げられて、深い心の傷を負っていた・・・ 小説のあちこちで、京都、大阪、神戸のおすすめのおいしいお店が登場しますのでお楽しみに・・・
テーマ:競馬予想
カテゴリ:カテゴリ未分類
それにしても良くついた。
今夜は太陽軒は盛り上がるだろう。 近いうちに覗いて見るか・・・ ここんとこ単が良く当たる ウマメシ生活、近いか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
x
|
|