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カテゴリ:RC Boat
MS級、一番排気量の小さなグローエンジンのカテゴリーである。
比較的安価に購入できる市販艇で走ることが出来るため入門クラス と言われる・・・ だからと言ってレースそのものが簡単だとはとても言えない。 それは大きな波、風と戦う長距離レースだからである。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1Rついにブイを回った。さあ、みんなの居るところに早く帰りたい。 この思いは確かに合った。 →正面黄色い建物が芦ノ湖美術館 ただ私は挑戦者で新米である。ここは船を信頼して行くしかない。 パワー80~100%をKEEPし続けた。実艇から大きくGANCIAが離れる。 不安が過ぎりスロットルを戻したくなった。 波はそれほど行きと変わらないように感じ、 このまま行ってしまえ~~と心の中で叫んでいた。 「きっとTIMEもでるぞ」 その直後 「この辺はちょっと要注意だよ・・・・」助手のKOBさんが 耳元で言った。 「え?何が?要注意?」遊覧船もいない。波もそんなに・・・・ その言葉を聞いた5秒か10秒かの後、大きくピッチングした 全速域のGANCIAは波に頭を突っ込んでいた。 強烈に減速、エンジンストール。 「あ~~~~~~」嘘だろ~ ここで頭の中をエンドロールが流れていた。 なんだったんだいったいぜんたい。 KOBさんは経験からか、帰りは何か悪い予感がした。と後で言っていた。 自分はさすが新米のせいか、全然わかんな~~い、と 悪ガキでだだをこねたくなっていた。 まあ、結果は泣いても叫んでも記録なし、である。 もしかするとエンジンが若干オーバーヒート気味だったのかもしれない。 燃料消費量も非常に少なかったのだ。 その後同乗した仲間のA氏は行きは絶好調。ただ後半エンジン故障でスローダウン。で、さらにゴール手間5mでエンスト。同じく記録なしという残念な 結果に終わった。 本当に悔しくて「たられば」を連発して自分を慰めていた。 しかし、事実は結果無しなのだ・・・・ トラブル続きの仲間のF氏はその後15エンジン改で7分34秒という記録をだして暫定1位になる。 休憩を挟むも水面はいよいよ穏やかである。只、遊覧船が満員の観光客 でごったがえし、順番で大きなその引き波を何度も超えなければならない選手の運のやりとりもあった。 ついに2R目がスタート。 戦略はもうない、7分34秒をこえなければ勝ちはない。気温上昇のため ニードルを若干甘めにして、GO!気持ちよく加速しスタートラインを 切った。 いよいよ最後のチャンス。まずい、スロットルが全開にできない。 1Rのあの経験が焼き付いてしまったのか・・・・・ これじゃ遅いか・・・ 折り返し地点が1Rと違い遠く感じたのだった・・・・(続く) おいおいなんと念願の★位でございますm(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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