Haute Sweets

みなさんこんにちは。前回更新した時はメンフィス行きの前日でしたが、もうとっくにＮＣに戻ってきてます。

ブログにアップするつもりでメンフィス滞在中も何枚か写真を撮ったんですが、こちらに帰ってきてから毎日何かと忙しくて結局更新しないまま７月も終わっちゃいました（汗）

ざっと近況報告をすると、７月１３日までメンフィスに滞在し、メンフィスの二人の姪っ子ちゃん達も一緒に連れてＮＣに帰ってきました。

ＮＣに戻った翌日からタリークは幼稚園、美遊はセカンドグレードの初日、私はその次の日からベーカリーの仕事に復帰。

１０才と１１才の姪っ子ちゃん達は２週間弱我が家に滞在し、その間に近くの海に３回程連れて行きました。

２人とも今回が生まれて初めてという海に行けた事がやっぱり嬉しかったみたいで、短いながらも楽しい思い出が出来たようで良かったです。

１０才の方がとっても食いしん坊で、「デザート付きの夕飯」というリクエストに応えて食事の後に何度か手作りのケーキ等を出したんですが、メンフィスに帰る当日お別れのハグをしながら「I'll miss your cooking.」と言っていました（笑）

で、ここからが本題のタリークのバースデーケーキの話なんですが、今回はケーキをカービング（彫刻）した上をシート状に伸ばしたフォンダンで被ってデコレーションした立体ケーキです。
見た目が日本の一般的なケーキと色も形もあまりにもかけ離れてるのでドン引きされる方も多いかもしれませんが、まあ外国にはこんなケーキもあるって事で、、。



誕生日前夜の２９日に１／４シートサイズのチョコレートケーキを２台焼き、イチゴのピュレを混ぜたバタークリームを挟んで積み重ね、タリークのお気に入りのライトニングマックイーンのラジコンカーを見ながらナイフでケーキをカービング。
ケーキの上をバタークリームで薄くコーティングし、赤いフォンダンで被いました。

誕生日当日も半日仕事が入っちゃったのでディテールワークに凝る時間が無く、ライトニング・マックイーンのトレードマークの「Rust-eze」のロゴをバンパーにつけないままケーキカットの時間になっちゃいました。本当はロゴの形に薄く伸ばした白いフォンダンの上に食用色素でハンドペイントするつもりだったんですけどね～、、。



背景もフォンダンで作ったサボテンとか石ころとか色々作りたかったけど時間が無くて、やっぱりフォンダンケーキは３日位前からじっくり用意して作らないと駄目だなあと思いました。

フォンダンワークに関してはお店ではいつもケーキの飾り部分を作るだけでケーキ自体をフォンダンでカバーした事は殆ど無いんで、フォンダンケーキはこれがほぼ初トライです。

車の形のケーキも初めてだったけど今回は家のそこかしこにオモチャが転がってるカーズのキャラクターだったので、さんざん見慣れてるせいもあって結構楽でした。

車の前に置いたタリークのフィギュアも、さんざん見慣れてる自分の息子だったのですぐに出来ました（笑）

他の角度からも何枚かどうぞ～。







写真を見るだけじゃどうしてもケーキに見えないかもしれませんが、こんな風にちゃんとロウソクも挿して↓




切り分けて子供達と食べましたよ～（フォンダンの部分は甘過ぎるんで食べず中のケーキだけ頂きました）



中身はいたって普通のケーキなんでちゃんと美味しかったです（笑）

やっぱり計画通りの１００点満点の出来には程遠いけど、タリークがすごく喜んでくれたし私も楽しかったんで良かったです。

８月３日はダンナさんの誕生日なんですが、４日締め切りのフォンダンワークがちょっと時間かかりそうなんで、ダンナのケーキはちょっと手を抜いて簡単なケーキにしちゃうかも（笑）

ちなみに４日締め切りのフォンダンワークは「イングリッシュ・ガーデン」です。よくイギリス庭園にあるようなベンチを必ず入れて欲しいとのリクエストでかなりトリッキーな感じなんですが、テーマが自分好みだけに何だか必要以上に力が入っちゃいそうです。早速ベンチだけでも明日から作り始めようと思うので、出来上がったらまた写真をアップしま～す。