ワイルドベアの日記

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　　　　　　　　　　　　　◆◆　V．スピリット　◆◆

　　　　　　　　　　　　　　～リーダーへの提言～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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●V.スピリット読者の皆様

2007年もあと1ヶ月と少しとなりました。米国における金融不安が
世界に波及して慎重な見通しが強まっています。政治においても
守屋前防衛次官の問題や新テロ特措法の審議など今後の方向
性を決めるものではなく、現状の問題への対処に終始している
ようでなかなか明るい見通しを持ち難くいように思います。

我慢や忍耐も必要だと思いますが、明日を切り開くために挑戦も
欠かせん。

来年のキーワードは「挑戦」でいきたいと思います。（猪熊）

━━━━━━━━━━━━━━━━━━　2007年11月23日発行　━━
【目次】

●今月の提言：　ガラス張りの経営
●今月の主張：　利益
●余談

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●今月の提言：　ガラス張りの経営
　～透明であることが生み出す革新性～

人にはプライバシーがある。食事のメニューや休日の過ごし方な
ど他者からの干渉を受けたくないものである。仕事をこなすための
手順ややり方などについても、それが仕事の結果に重大な影響を
及ぼす場合を除いて、細かい指示を受けたくないことも多いであ
ろう。

製品やサービスの開発プロセスにおいては試行錯誤が欠かせな
い。そこで必要になるのは研究者など関係者同士のコミュニケー
ションである。組織における情報の共有や透明性が欠かせない。

しかし、組織の外部には、不透明な情報を伝える必要はないであ
ろう。未確定なものごとを、その状況や背景を知らない第三者に
伝達することに労力や時間を費やすのは賢明ではない。混乱を
引起すだけであることが多いだろう。確定した情報であっても、
特許を取得するに値するような情報であれば、組織の戦略や
姿勢として、情報をオープンにすることも良い方法ではあるが、
特許を取得して情報を保護することが一般的であろう。

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●今月の主張：　利益

パソコンやプリンターなどハイテク機器の世界的メーカーである
ヒューレット・パッカードのデイビット・パッカードは著書「HPウェイ」
のなかで、会社の目標として利益について以下のように述べてい
る。

『利益は、社会への貢献を知る最高の尺度であり、企業の力を示す
最終的な情報であると認識すること。ほかの目的に矛盾することな
く、最大限の利益を達成するよう努めるべきである。』

また、通信添削による教育事業から介護事業まで「人の良く生きる」
を理念としているベネッセコーポレーションは、売上を「お客さまから
の信頼の証」、利益を「努力の証」と定義している。

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●余談

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○小沢一郎氏にみるリーダーシップ　2007年11月20日
○感性マーケティング　2007年11月18日
○【続】プロジェクト・マネジメントの原点２　2007年11月12日
○お客様主導の時代の第３のマーケティング　2007年11月6日
○経営は学べるのか？　2007年11月2日
○【続】株価を上げる方法　2007年10月29日

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