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2008.6.7
癌になった人を「可哀相」と思っていた。他人事だった・・・。 私は癌にならない、なるとしても年を取ってからだと根拠もなく思っていた。 自分と癌患者の間には、大きな壁が存在するものだと思っていた。 自分が癌患者になってみると、そんなものはないのがわかる。 転移した患者と転移していない患者も同様。 私には現在、確認できる遠隔転移はない。(血中・リンパ液中・その他全身に微細なガン細胞はあるはずで、これを叩いているところ) 統計的には、このまま標準治療を続ければ10年生存率は9割を期待できる。 乳癌の転移は不治の宣告。ガン宣告より重い。 今の私は、転移と未転移の間には確たる境界があるのだと思いたいのだが 実は、そうではないのだ。 この世には癌患者とまだ癌になっていない人がいるだけ。 転移した人とまだ転移していない人がいるだけ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年08月27日 22時49分12秒
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