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テーマ:癌(3550)
カテゴリ:乳がん
「早期HER2陽性乳癌患者は再発リスクが高い」M.D.アンダーソンがんセンターより 2009-01-13
1990~2002年に治療を受けた患者965人について分析した。腫瘍は全て1cm以下であった。受容体の状態が分析不能な患者や、補助化学療法またはハーセプチン投与を受けた患者は除外された。年齢中央値は57歳であった。本所見を検証すべく、第2の患者群として、ヨーロッパの医療施設内の患者350 人についても分析が行われた。 このHER2陽性腫瘍患者を分析したところ、5年無再発生存率は77.1パーセントであった。これに対しHER2陰性患者では無再発生存率は 93.7パーセントであった。5年無遠隔再発生存率はHER2陽性腫瘍患者で86.4パーセントに対し、HER2陰性腫瘍患者で97.2パーセントであった。HER2 陽性腫瘍患者はHER2陰性腫瘍患者と比較し、再発リスクが2.68倍、遠隔再発リスクが5.3倍高かった。 さらに、HER2陽性腫瘍患者はホルモン受容体陽性腫瘍患者と比較し、再発リスクが5.09倍、遠隔再発リスクが7.81倍高かった。 全文は http://www.cancerit.jp/xoops/modules/cancer_reference/index.php?page=article&storyid=603 (上記はステージ1の患者についての結果です。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年02月19日 00時31分56秒
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