カテゴリ:お仕事
たまに、若くても心筋梗塞おこす人がいるので、そればかりではありませんが、20代の患者さんだとだいたい先天性の疾患で手術に来ます。
基本的には若い患者さんだと、不穏はないし、転倒の心配なんかすることないし、回復力も高齢者とは比べ物にならないし、楽勝…とは思うのですが… 若い人って、痛みに弱い人が多い…気がしません? 点滴とるのに、手の甲は嫌だとか言うし。 手術のあとは、痛くて動けない…70、80代、下手したら90代のじいちゃんばあちゃんの方が余程よく動ける…なぁんてこともなきにしもあらず…。 相手が若いと、こっちも「我慢が足りない!」…などと、つい思っちゃいます。 んで、本題なんですが…今いる若い患者さん…子供数人産んでますが…相当痛みに弱いです。えぇぇ、子供産んだんでしょ~…と思っちゃいますが、それとは話が別なのかなぁ。トドのように、どーんと横たわったまま動きません。体格もよろしくて、かる~く私の倍はあります。てか、越えてます。 その方… 「横向きたいんですけど」 などと言います。 …向けば? ( ̄д ̄メ) …と言いたいところを、ぐっとこらえて 「は~い、いいですよ~、どっち~?右?左?」 (´∀`*) 更に、朝ごはんを持っていくと、 「痛いから起きられない。痛いから食べたくない。薬もお母さんが来てから飲みます」 …ふざけるなっ! 君はもう当分食べなくていいっ!!! (ノ`Д´)ノ彡┻━┻゛:∴ …と、心の中で思っていても… 「そうですか~、じゃ、お母さん来たらお薬持ってきますね~。ナースコールしてくださ~い」 (´∀`*) …と対応します。 何故か。 相手をするのが面倒だから。 悪い看護師の見本です。 こういうのをつかまえて、優しい看護師さんなどと思うのは、浅はかです。 朝、私の次の勤務のベテランナースに変わりました。 「ベッドの上では自由に動いていいの!自分で動きなさいっ!!そのくらいできるでしょっ!!!お母さんもごはん食べるの手伝ってたらだめですっ!!!!って、叱り飛ばしてやったわ」(*`Д') …流石です、先輩。 言ってくれてありがとう。 本来なら私が言わねばなりません…。 術後は、動いていい範囲で体をしっかり動かした方が回復が早いんです。 怖い看護師さんがいても、そういう雰囲気だけで判断しないでね。 実はすご~く患者さんのためを思ってやってたりするんですよ。 逆に、はいはい、いいですよ~、なんて人は意外と碌でもない適当な看護師だったりします。よく見極めてくださいね~。 反省。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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