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テーマ:男の子3兄弟の子育て(996)
カテゴリ:子育て
いろんなことがあった子だった。 北海道のずっと奥の小さな村の美術工芸高校を選んで 一人で見学に行ったのは4年前。 一人で行ってくることができないくらいなら 厳しい環境でやっていくことはできないだろうと あえて一人で行かせた学校見学。 後から聞けば、生徒だけ一人で来た子はこれまでいなかったとか。 それも北海道流にいえば内地から来たなんてと。 あたり一面の雪の中を一人で歩いて冷え切った体と心細い心を あたたかく寮監さんや先生方が迎えてくださった。 それから3年、無事卒業して、 卒業作品は思いがけない最優秀賞。 それが高校の玄関ホールや作品展に展示されて、 約一年後の今日、我家に運ばれてきた。 もう一つの作品、鉛筆型のロッカーは 私がボランティアで関わっているNPOの関係の保育園に寄付することになっていた。 やはり今日着いたとのことで、園長先生からお礼の電話をいただいた。 やっと届いたテーブルは、私が「ガーデンテーブルが欲しい」と言ったことから始まったもの。 帰省中に箱根の寄木細工を見学して参考にした「十人十色」ならぬ「十木十色」という作品。 実際には十色はなく、5種類(カタズギ・クルミ・キハダ・ナラ・ウォールナット)の5色を使ってある。 先生方が評価して、もしご自身がお買いになるとしたらいくら払うかと考えた時 一番高い値段がついた作品でもあるらしい。 それを庭で使うわけにはいかないので、リビングに入れようとしたら、 1センチほど大きすぎて入らない。 とりあえず、玄関に置いたらこのとおり、 ふうちゃんやみうちゃんのお気に入りの場所になってしまった。 彼は、今もやはり北海道で、 でも今度は札幌という都会で 作業療法士を目指して学んでいる。 我家では、「三人三様」と思いながら、 その個性を潰さないようにと心がけてきたつもりだが、 いい意味でも、ある時はそうでない意味でも、そうなったような・・・・・・・・・・? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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