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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8498)
カテゴリ:詩歌
「冬の山で」
冬の山はひっそり
樹々に囲まれた まあるい空がある
見上げれば 青く 高く はてしない空
樹々は 青い空に 背伸びする
見上げれば 青く 高く はてしない空
時が停まる冬の空を 一羽の鳥が ゆうゆう横切った
その時 鳥は時空を超えた
冬の芽
冬の林は すっかり 葉を落として ひっそり しーんと しています
だぁれも いない 林のなかに いろんな 顔が ありました
このお顔は ゆったり やさしい ふくろうおじさん これは ちゃめっけたっぷり ラッコさん つつましやかな かもしかさんの お顔もあって おじぞうさまの ほほえむ お顔も ありました
林のなかに 潜んでいるのは しずかなやさしい 顔ばかり 冬芽は みんな 木の精霊(せい)のじっと 春を待ってる 顔でした
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