この旅に出るにあたって、まず調べたのは、目的のひとつの伊藤若沖さんの画を
見られる美術館やお寺のことです。
それから、食事は豪華なものではなく、食べ慣れているものや
今年はちゃんと習おうと思っているマクロビオティックのレストランで
食べたいと思い、調べていました。
そこで今日は、ちょうどリンクさせていただいているもりのいえさん
(自然に沿った田舎暮らしをなさっています)が日記に書いていらした京都市左京区に
ある善右衛門的カフェに行くことにしました。
京都のおばんざいとマクロビオティックとを合わせて京まくろびというお料理です。
”ひるめし”と三年番茶と本豆餅をいただき、さらに本豆餅とパウンドケーキを
テイクアウトしました。(夜いただきましたが、食べすぎでした)
↑ひるめし (玄米・味噌汁・漬物・ワンプレートのおそうざい・青大豆)
2時から2時45分くらいまで、こちらで昼食をおいしくいただきながら、
食や農や古民家のお話などをしました。
朝から何も食べていなかったし、足が痛かったのですが、
休憩もでき、おなかも満たされ、満足して次に向かったのは
伊藤若沖さんの画のある細見美術館でした。
幸い、そこから10分くらいで歩けました。
伊藤若沖さんの画
今開催されている展覧会が「雪・月・花 展」-雛かざりとともに-ということで
お雛様の展示もありました。
伊藤若沖さんの画は、雪というテーマで選ばれていました。
本当は、ハマリごと---伊藤若沖 で 京都国立博物館での展示が1月28日までと
いうことだったので、それに合わせて出かけてきたのでしたが、
それまですでにけっこう歩いたのと細見美術館で観たのとで疲れてしまい、
国立博物館に行く元気がなくなってしまいました。
それで、この後の予定を落ち着いて検討するために近くの府立図書館に入りました。
とても重厚な佇まいの素敵な図書館でした。(中は今風でした。)
すぐ近くに平安神宮の大鳥居がそびえていました。
幅18m,高さ24m
どう頑張っても傍ではこれしか写せませんでした。
疎水沿いに歩き、水鳥の姿を楽しみながら、青蓮院に向かいました。
カモみたいです。 青鷺でしょうか。
疎水沿いを歩いていても、足の痛みもあって(靴選びが間違っていたようでした。)
もう散策を楽しむという気分ではありませんでした。
でも、何とか青蓮院に着きました。
なのに、残念なことにすでに閉門。(冬季は閉門が早いのです)
青蓮院は以前にも拝観したことがあり、好きなお寺のひとつでしたのに、残念でした。
でも、門前にある楠の大木を眺めて、気を取り直しました。
門前の名木「楠」。親鸞聖人御手植と伝えられ五本ある。 京都市の登録天然記念物指定
その後も痛い足でひたすら歩きましたが、結局はどこもお寺は拝観できませんでした。
でも、思いを残すと、また次の期待に繋がるので、それもまたいいかなとも思って
います。
旅は文章と同じように生き方を映していると思いますが、
自分でももっと合理的に楽に楽しんだらいいのにとも思いながら、
結局要領の悪い疲れる旅をしている自分に気づきます。
(この日記も大分前に書き込み、アップ直前にうっかり消してしまい、がっかりして
その後遅くなってしまいました。)
今日楽しんだことも、樹や鳥や猫や自然食やミュージアムショップでのお土産探しなど…
やはり私らしいですね。
1日中よく歩いて足が痛いと思っていましたが、ホテルで入浴したら、
右足には血が左足にはマメが~~
歩きやすくない靴で十数キロは歩いていたようです。
P.S.
伊藤若沖さんの画に関しては、細見美術館のミュージアムショップで買い求めた
本から、宮内庁三の丸尚蔵館に私が一番見たかった画があることがわかりました。
ただ、その画の展覧会は去年終わってしまったということも後でネットで調べて
わかりました。