福臨門酒家の豚の丸焼き
パソコンの写真を整理していたら、懐かしい写真が出てきた。以前私が大阪に住んでいたとき、5年前くらいだろうか、ワイン好きの仲間と大阪の福臨門酒家でワイン会をした時のもの。中華料理で有名な料理として北京ダックが挙げられるが、豚を丸焼きにした時の皮が最高という情報をどこからか聞いて是非食べてみようということになった。ただ豚1頭を丸焼きにすると当時確か20名近く集める必要があったと思う。ワインと食事に造詣の深い方々が周囲に声をかけられて、実現する運びとなった。当日は銀座の福臨門酒家から豚を焼くために専属のシェフが来られて、総勢20名ほどの大宴会となった。確か私はMasseto 1995,1996とヴィンテージ違いを持込、深い味わいの豚の皮や鳩のグリルで楽しんだ覚えがある。こうやって豚を姿ある形で料理をすると人間の罪深さを感じるが、スーパーマーケットのパックになってしまうとその意識が全くなくなる方が怖い気もする。