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アチイとか言いながら床下は結構涼し
珍しく作業服と達人にいただいた使い捨てつなぎを着て 床下にもぐってきたこげんぱです それにしても達人仕事早いです さて 6年ほど前にリフォームさせていただいた築100年の古民家 いまも現役のおすまいにて 今年の春先つつじの咲いている頃?! 「羽アリが大量発生した!」と連絡頂きました 「そりゃ大変だ!」といいながら シロアリのプロ中のプロ呼ぶんでしばらくまってくれ としばらく放置しておりました プロ中のプロというのは愛知の岡崎シロアリ技研神谷さん いずもまで1件で呼ぶにはチト大変なんで もう1件いっしょに見てもらえる人が出るまで待とう というわけで本日出雲の梶君ところのお客様と割り勘で来ていただくこととなり 本日と相成りました で 床下の先住民様 といってもこちらのオタクの場合築106年くらいですから いつからの活動かはわかりませんが IMG_2848 posted by (C)kogenpa 畳を剥いで床下に潜るとりっぱな蟻道発見! 「ヤマトシロアリでこれだけ立派な蟻道は珍しいよ」と 達人からもお褒め?の言葉頂きました IMG_2850 posted by (C)kogenpa そんでもって退治中ナウ おわかりいただけるどうかわかりませんが 基礎などなく 束石の上に仲良く3本束が並んでいますが 新しい2本は無傷 特に意味はなく ただ蟻道がたどり着いた先にあったのがこの1本だったから そういった意味では ヤマトシロアリは少食家なんでしょうか 無傷の2本は6年前に補足した束であると思わレ この蟻道が6年前にあったかどうか いまとなってはわかりません 蟻道の立派さからすると 6年前にすでに存在していた蟻道を見逃していた可能性もあり その後6年でこれだけ立派に成長し 今年の春は「羽アリ」として巣立ちも行われた といったところでしょうか ちなみにこのあたりにいる「シロアリ」はほぼ「ヤマトシロアリ」で こんな風体をしています 羽アリになるまえのシロアリはこんな姿です 巣からあぶれた連中が黒くなって羽をつけ 羽アリと呼ばれる姿に擬態して巣立っていくんでありますね シロアリの姿をしている間は 光に弱く 土や木の中から出て外(床下含む)を歩くときは 蟻道と呼ばれるトンネルをこしらえてその中を歩きまわります 裸のシロアリは非常に弱い生物で 極めて微量の薬剤でも簡単にやっつけられます 今回のオタクような基礎もない 構造材が露出しているような家であれば 床下に潜る元気があれば 定期的に蟻道を壊して歩けば 散布薬剤も必要なく 素人でも十分対処できるよと教わりました こちらのオタク建坪の非常に大きい家なんですが 調査の結果 写真以外にも他の箇所で 別のコロニーからのアタックと思われる 蟻道が何本か見つかりましたが たやすく処理され 家主の方にも説明を終えるまで 滞在時間は2時間足らず 調査および処理に要する時間はもちろん構造により 今回のような素人でもチェックできるような構造を 達人が歩けばそりゃこんなもんさといったところでしょうか シロアリ対策の基本は 「発見しやすい構造にしておくこと」 再確認させて頂きました また 「発見しやすい体制を整えておくこと」 そしてその役目はわれわれ工務店(家守り)が担うべき仕事だな と再々確認よろしく あまりの仕事の速さにあっけにとられたところもありますが 床下の先住民様 あなたはあんがい弱かった 知ってたけど間近で見れてラブリーでした じゃ 元気・勇気・夢×3 こげんぱでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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