カテゴリ:読書
月に一度、仕事が終わると読書会に行く。
教会の中で行なわれるこの読書会。 私もそうなのだが、クリスチャンではない人も半数の参加。 心広く受け入れてくれるこの教会が私は好きだ。 今回の課題は『大つごもり/樋口一葉』だった。 大つごもりとは、大晦日のことを言う。 これも、今回初めて知ったこと。 趣があっていい響き。 感想を述べ合うなかで、「大晦日がつまらなくなったね」という話題になった。 確かに、神聖な雰囲気が減ってしまった。 思えば、レコ大が大晦日ではなくなり、バラエティが多くなった。 その頃から、なんか緊張感が薄れた気がする。 本当はもっと前からかもしれない。 そんな話題の中、子どものころは元旦に着る服を買いに行ったことを思い出した。 上から下まで、下着も靴下も、全部が新調された。 おせちの買い物と合わせて、洋服も買っていた。 服の選択権が自分になってから、そういった元旦を迎えなくなった気がする。 すごくすごく大切なことを忘れていた。 ああ、こういったことを私の代で絶やしてはいけないと思った。 だから、今年は相方さんと全部新調して新年を迎えようと決めた。 いろんな意味で、いい一冊だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 22, 2010 01:30:02 AM
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