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カテゴリ:モルのこと
9月29日、ポテトが亡くなりました。
気持ちも整理できていない状態だったので、報告が今頃になりました。 皆さんには本当にかわいがっていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。 それなのに報告が遅れ、本当にゴメンナサイ。 実はポテトは春に具合が悪くなって以来、闘病生活でした。 日記に書いていたとおり、いったんはご飯を食べだし元気を取り戻しました。 それも束の間、今度は右目が異様に飛び出してきていることに気づきました。 ここに来て具合の悪いことが重なり、ただ事ではないという予感から、遠くてもモルモットに詳しい先生に診てもらおうと受診しました。 結果は歯の疾患でした。 右下奥歯が黒く腐食していました。すでにばい菌は歯髄に至るまで侵されていたのです。 そのばい菌が膿となり、眼球を圧迫していたのです。 幸い、お薬をいただいたらすぐに眼球への圧迫は治まりました。 しかし、歯は回復出来ない言われました。 このお医者様の所に行くには、道が混みやすいこともあり車で一時間近くかかります。 長い時間車に揺られるのは相当な負担だろうという考えが裏目に出て、そしてポテトには謝っても謝りきれない結果になってしまいました。 後々考えてみれば兆候が出ていました。 今年になり体重が少し減っていました。マフが来たことでちょっとストレスを感じているのだろうと楽観視していました。 ペレットも時間をかけて食べていることにも気づいていました。一人生活の長かったポテトは自分のペースでゆっくり食べたいんだな~なんて思っていた・・・バカです。 お医者様からは抗生剤とビタミンB、Cのお薬を出していただき飲みはじめました。 コレは歯を治す為のものではなく、口腔内のばい菌でおかされた場所を治める為のものでした。モルモットは抗生剤への反応が強いために、ごく弱い薬です。なかなか治りませんでした。 次第にポテトはペレットも牧草も、そして大好きな野菜も食べなくなってしまいました。硬いものが食べられなくなり、途端に歯は伸びていきました。 前歯も不正交互の症状が出だしました。そして左奥歯も。 2週間ごとに受診し歯を削るという、とても辛いものだったと思います。 それでもポテトは案外ケロッとしたもので、幸い食欲は落ちませんでした。 シリンジでふやかしたペレットも喜んで食べてくれました。 普段与えている量よりかなり多く食べていたと思います。 朝、昼、夕、私が寝る前と4回与えました。 大体その時間になると、ハウスの上に上がりサインを送ってきました。 その頃は体重の減少も止まり、体重をキープできていました。 自分で食べられない以外は全く普通のモルになっていました。 お盆にはキャンプにも行きました。行った先で急変したらと直前まで迷いましたが、行った先での生き生きとしたポテトの様子は今でも忘れられません。 夏のあの暑さの中も元気に過ごしました。もちろん暑さが負担にならないように、クーラーをつけ、湿度は50%。 50%というのはお医者様からのアドバイスで、よだれを抑える効果もありました。 ポテトが痩せて小さくなっても、マフとの関係も変わりませんでした。 大きな体をしたマフはポテトに甘えていました。 9月に入り急に涼しくなった頃、いつもと変わらない量を食べているのに体重が減りだしました。 自分で好きな時に食事が出来ない~常に肝臓が働いている状態でないと脂肪化していくそうです。食べても栄養が吸収できない状態です。 それならばと食べる回数を増やしてみました。 でもさすがのポテトもおなかはいっぱいなのです・・・・。 2週間おきに受診し、歯を削ってもらっても、歯はあっという間に伸びてきてしまいます。 よだれも量も物凄くなりました。そのよだれは拭いても拭いてもおなかの方までびっしょりとさせました。 よだれでかゆみが出るらしく、自分でも舐めまくって濡らしていました。 ぬるま湯で洗ってあげるといくらか痒みも治まっていたようです。 でもそれも束の間。よだれのばい菌から毛も抜けて、顎の下からおなかにかけては薄毛になってしまいました。 頬もこけて、元気だった頃の面影も薄れていきました。 でもポテトはポテト。姿に変化が見られてもいつも同じ表情を見せてくれました。 本当にかわいい子。 9月29日。午前十時半。ポテトは亡くなりました。 前日の夕方、ご飯の時間にペレットの準備が出来ていないのに、何故かケージの扉を先に開けてしまいました。すると飛び出してきたポテトはキッチンまで私を追いかけてきました。待ちきれないとばかりに見上げていました。 準備が出来ていつもの位置に着くと、私の膝の上にぴょこんと飛び乗ってきたポテト。 首を長く伸ばして「早く頂戴!」って。 あんなに元気な姿を見せたのは昨日の事なのに。 ただただ見つめることしか出来ませんでした。 次第に体は冷たくなり、あっという間に硬直も始まりました。 受け止めることが出来なくて。ぼーっと見つめるだけでした。 10月1日。ポテトは府中にあるお寺で荼毘に付され、我が家の近くのお寺に帰ってきました。 今は合同慰霊塔で眠っています。 初七日には家族でお参りをしてきました。 家では大好きだったペレットとペパーミントを供えています。毎朝お線香を上げて。 実はポテトが亡くなり、一週間も経たないうちに新しい子を迎えています。 新しくきた子ももちろんかわいいです。無邪気な様子に心が和みます。 しかし、心の整理はなかなか出来ないものですね。 ポテトの写真に向かっては寂しい思いが込み上げてきてしまいます。 かわいいポテトに会いたいと、背中を撫でてあげたいと思ってしまいます。 ポテトのことをかわいがってくださった皆さんに、早く報告しなくては、どのように報告しようか悩みました。 この記事も何度も書きかけては消してしまいました。 書いているとやっぱりポテトの居ない寂しさが込み上げてしまって書けませんでした。 本当にゴメンナサイ。 多分、コメントを頂いてもレスが出来ないと思います。 また放置になってしまうし。なのでコメント欄は閉じておきます・・・ごめんなさい。 マフのこと、新しく迎えたこのこと、追々また書いていくつもりです。 その時まで、お休みさせてください。 皆さん、ありがとうございました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/10/16 12:32:34 PM
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