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カテゴリ:雑事
よし君(昨日の日記参照)から連絡があって、今日はよし君が昔からお世話になっているご家庭にお邪魔することになった。
ロンドン・ブリッジ駅から鉄道に乗って15分ほど。テムズ南岸のダルッチというエリアである。 写真はノースダルッチ駅前。 この辺りは落ち着いた町並みで、ビクトリア時代の建物が並び、いかにもイギリス♪という感じ。 私の住んでいるところとは雰囲気が異なる閑静な住宅地である。 お尋ねしたご夫婦のお家も美しいビクトリア調。 もともとは大学時代の恩師の知り合いで、よし君が大学院時代に数ヶ月住んでいたそうだ。ご主人は90歳、もともとロシアに生まれ、革命でフランスに移住し、フランスで20歳まで教育を受け、その後20年近くエジプトに住み、最後にイギリスに来たそうだ。白髪が美しい奥様はドイツのご出身だとか。 ご主人は最近体が弱ってしまったらしく、ベッドに臥せたままだったが、とても穏やかにいろいろな話をしてくれた。ロシア、フランス、エジプト、イギリスと移り住んできた中には様々な思いがあるに違いない。なぜ最後にイギリスを選んだのだろう? コーヒーを飲みながら、ゆっくりと、静かに時が過ぎていった。 よし君をパディントン駅まで見送り、街をぶらぶらとした後寮に帰ってきた。 夕飯は皆で外で外食しようということになり、近くのパブでサンデーローストをした。 イギリスでは毎週日曜日にはローストビーフ(チキン、ラムの場合もある)を午後に頂く習慣があり、それをサンデーローストと呼ぶ。 オリンピックが終わったので、自分の国は何個メダルをもらった、なんていう話をしながら。 その後また寮に集まり、クレープパーティー。フランス人の子がよくクレープを作ってくれる。今日はギリシャ人の男友達がチーズケーキを作ってきてくれた。しかもとても料理をしそうにない、クールな人だったのでちょっとびっくり。クレープを食べ、チーズケーキを食べ、お茶を飲み、、、、。ああ、今日も食べ過ぎた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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