親子で歌舞伎
今日は、サッカー小僧の息子を置いて、娘と夫と3人で、「親子で楽しむ歌舞伎教室」に行ってきました。家族全員ほぼ初めての歌舞伎体験でした。今回は夏休みの特別企画ということで、国立劇場での本格的な歌舞伎ながら、親子3人で5,000円という破格でした。これは、教育や文化振興を目的として採算度外視で設定した、大赤字の価格だと思います。ありがたいです。そしてとっても楽しんでまいりました。初めにさわやかな若者二人が、歌舞伎の舞台や歴史の説明をしてくれたのですが、この二人が素敵でした一般向けにも開催していたようで、詳細はここにあります。中村隼人さんはジャニーズみたいな顔立ちで、なんと16歳。中村壱太郎(かずたろう)さんは、説明も上手で堂々としていてそれでも19歳。この二人が20分後の舞台では女形に変身して出てくるんですよ。普通の若者だったのに、歌舞伎の中の所作は本当にきれい。演目は「身替座禅」というタイトルで、分かりやすくユーモラスで楽しかったです。この若者二人のほか、怖い奥様役を演じた坂東彦三郎さんも良かったです。こちらは65歳の大ベテランです。イメージは野村沙知代さんみたいな感じ?壱太郎さんの「歌舞伎はミュージカルや芝居と同じ、エンターテイメントです」という言葉が少し分かったような気がしました。来年も絶対行きたいです!!小4の娘にはイヤホンガイドをレンタルしたので、内容は良く分かったようです。でも私ほどは楽しめてなかったような・・・残念~