気胸です。
先週の木曜日の職場の健康診断で発覚、土曜日に近所の呼吸器科受診。
急を要するという事でこの月曜に胸部外科のある総合病院受診。
土曜の時点で、多分緊急手術になるだろうと言われていたので、月曜の病院は一応
入院の準備もして私も同行。
案の定、月曜にそのまま入院となりました。
火曜(昨日)手術しました。

素人の私がレントゲン見てもわかるくらいヒドイ。
嚢胞（のうほう）はそこらじゅうにできていて、肺上部の一番ヒドイ嚢胞が破れて
空気がもれ、片方の肺は完全に潰れていました。
嵐の相葉ちゃんもなった気胸、最近凄く多いんだそう。
若い人がなる場合は、体質的な物が多いそうですが、４０歳の旦那(初発症)の場合、
原因の９０％は喫煙によるものだそうです。
２７年間もたばこをすってきたツケがドッカーンときました。

旦那には１年以上前から喫煙していないと聞いていたけど、医師には「今年の１０月
まで吸っていました」と言っていた(-.-;

軽度の気胸だったら、安静にしてドレナージ(脇に管をさして脱気)というのがよく聞く
治療ですが、旦那に選択の余地はありませんでした。
気胸の手術は肺なので全身麻酔ですが、開胸はせず、胸の３か所に穴をあけるだけの
胸腔鏡を使ってのオペが主流なので、手術時間も短く、回復も早いと思います。
でも、キレイな肺に嚢胞ができた気胸と違って、旦那のボロボロの肺にできた放置された
(１か月くらい我慢していたらしい)嚢胞は癒着の可能性もあり、簡単にはいかないかも
しれないと医師。

オペ後に呼ばれ、生の肺の写真を見せてもらいましたが、そこらじゅう黒くなっていて、
健康な肺の写真と比べるととても同じ物とは思えない。
シャーレに入れて見せてくれた、切り取った嚢胞は、ブヨブヨで黒くてヒドイものでした。
あんなになっちゃうんだなぁ…

穴があいた嚢胞の切除でしたが、それも、周りがもろくなっていて完全には取り切れず
残りは焼いて処置。
この傷口からオペ後まだ空気漏れが起こるようなら、お正月は家に帰れないと言われました。
昨日のオペ直後はまだ空気漏れが少しありましたが、だんだんよくなるはずです。
この経過次第で、入院日数が決まります。
経過がいい場合は、オペ後３日で退院できるんだそうです。

気胸は再発率が８０％と高い病気ですが、オペした場合の再発率は２０％。
でも、旦那の場合は、既に(破れてはいない)嚢胞が両肺にいくつもあり、それがまたいつ
破けるかわからない。
そして最悪の場合、そういう部分が癌になると、相当脅かされました。
受診した時から昨日まで、医師が何度も何度も「たばこは絶対ダメ」
「一生涯１本足りとも吸わないように」「(喫煙の身ぶりで)コレはダメだからね」
これでもかってくらい言ってくれたから、もうさすがに吸わないでしょう。
副流煙もかなり気になるところですが、自分で気をつけてもらうしかないなぁ。

今まで、風邪すら滅多にひかないような健康体だった旦那。
病気して改めて、健康の大切さを痛感しました。

みなさんも、胸が痛かったり、少し息苦しいなと思ったら、早めに受診してほしいです。

月・火と、朝から夜まで旦那に付き添いつつ、一旦戻って犬の散歩(散歩は朝夕２回)、
娘を連れてまた病院、帰りは遅くなりコンビニのお弁当、急だったので、私の仕事の
やりくりもバタバタ、私も娘もヘロヘロです。
今日からは面会時間だけ行くので午前中にたまった家事をこなし(こなしきれてないけど)
久しぶりに座れた感じです。
仕事も止めているので、この後は少し体もラクになるかな。
旦那は病気と戦っているので、私がラクになると少し罪悪感もあるけど
ここは私もしっかり頑張らなきゃいけないので、少しの休養はさせてもらおう(^^;

あぁぁ、こんな時に、私では届かない玄関灯が球切れ。
旦那のいない今だからこそ、防犯の為にもここは切れてほしくなかったーーー
早く帰ってきておくれー(いや、別に電球交換の為に帰ってきてってわけでは(笑))

旦那、命に関わるような病気ではないし、凄く苦しんでるわけでもないのでご心配なく！