カテゴリ:芯のある女
★★★☆☆ 監督は、ベルナルド・ベルトルッチです☆ どんな映画なの? というときに、監督名を見るでしょうか? それとも出ている役者を見るでしょうか? この映画については、 もろ ベルナルド・ベルトルッチ色 が出ている映画になってます。 イタリア人の監督です! この監督の、特徴は、 女性の言動をだまって見つめる視線 を強く持っていることです^_^ この監督は、女性を本当によく見ていますデス。ハイ。 女性って、ちょっと気分がいいとか、かったりーなーっていう 微妙な気分の違いがありますよね、 ふつー、一般の男性は、 気づかなかったりするじゃないですか!! でも、この監督といたら、女の気分バレバレなんじゃないかなー と思います! ーー さて、映画は、シャンドライという一人の女性の 生活の息遣いを、しっかり描いた映画です。 あんまり、事件とか、急展開、ハラハラとかは ありませんよー。 ただ、 シャンドライという一人の女のちょっとしたいきさつとか、 メシ食ってるとことか、歩いてるとことかを みっしり撮ってます。 この、みっしり感が、やらしいといえば、やらしいですが、 むしろ、 「そうそう、こんなもんすね。 女の一人時間、よく描けてると思います。 OKです!」 とGOサインを出したくなるほど、 女性にとっての同感シーンが満載なのです☆☆ 例えば、アイロンかけてるとき、なにしてなにしてますか? 映画の中のシャンドライは、ラジカセに好きなCDをかけて、 鼻歌うたってます。 アイロンかけながら、 盛り上がって、超たのしくアイロンかけしてます☆ さて、そんな一人時間を、アパートの大家である 得体のしれないピアニストがちらり見てます。 のぞかれてることに、気づいたシャンドライは、 ちょっと、バツの悪い表情を見せながらも、 だんだん、 「なにみてんのよ」(青木さやか風ではなくですよ^^) 「あっちいってよ。」 ということを知らせるために、アイロンの 「シャーッ、シューッッ」 というスチームを見せつけてやるんです☆ チョイとピアニスト、びびりますよ。 熱ーいスチームはやけどしちゃいますよね。 「あっちいってよオーラ」 たまに、出しますよね!?女性ならば♪必要に応じて^^! ーー この映画は、こういう、雰囲気を見せるシーンの連続で、 セリフは、ほんとに少ないのですが、 実力派女優のサンディー・ニュートン演ずる シャンドライの演技を 最後まで、見つめてしまうほどの 説得力ある、映像の連続になってます☆ ラストシーン☆ 一人、夜中にHな夢かなにかを見てからの シャンドライの行動を見てください!! 共感するでしょうか? 私は、絶対そんなことしない、と思うでしょうか? ○映画の中の気になったところ 大家のピアニストのインテリアの趣味 そうとうなぼっちゃまでいらっしゃるようで^^;。 アンティーク・アパートです! ↓アンティークが好きな方も楽しめる映画になってます☆☆ ○シャンドライの宝物箱。 アフリカから、思いを胸にしまって外国へ。 大切な思い出箱にしています。 自分が、大切だと思うものを大事な箱にしまうだけで、 女は強くなれるんですネ!!↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[芯のある女] カテゴリの最新記事
|
|