カテゴリ:孤独な女
------------------------------ とりあえず、きつい仕事から開放されました。 ------------------------------ ★★★★☆(警官たちの仕事っぷりがみどころ。 恋は人生の一瞬でしかない人たちのかっこよさ。) とある潜入捜査官が、追っている密売グループの女に恋をします。 女もその男に恋をします。それがきっかけで、グループ一味もろとも 御用(生きてつかまった人はいるか不明)となります。 その後、捜査官は女とどうかなるかって? ぜんぜんどうもなりません。警官の仕事にもどるだけです。 女はどうなったかって?しりません、どっか行きました。 ** マイアミ。北米と中南米をつなぐ都市。ビーチと美女と犯罪の街・・ (そうなの?外人からみたイメージ) この都市を舞台にすると、街と海が主役の顔をして写る。 美女はコン・リー演ずるイザベラ。 美男はコリン・ファレル演ずるソニーと、 ジェイミー・フォックス演ずるタブスの刑事コンビ。 自由気ままな独り者のソニーと、既婚者で愛妻家のタブス。 ふたりとも女性にとっても優しい! コン・リーとどうかなってしまうのは、ソニーのほうです。 コリン・ファレル氏の実生活の奔放なイメージも役柄に重なり、 年上のイザベラを一発で惚れさせてしまうフェロモンを映画の中でも 存分に発散しています☆ ** イザベラは17歳の時から、ボスの女になり、聡明さが評価されて、 交渉人のポストをあてがわれ、愛人と部下の2つの仕事をこなしています。 年齢は少なくとも35歳以上。なので、もう20年近く、 こんながけっぷちの危ない暮らしを生きながらえています。 イザベラ「今日一日を生きていられる幸せをありがたく思うの」 こんなことをソニーに言ったりします。 瀬戸際で生きてる女の顔、がちがちに固いです。 まず笑いません。笑ったら男社会では、ナメられるのでしょう。 服装も仕事中は上下かっちりスーツのみ。 足元はするどい音を立てるヒールの高いパンプス。 スーツの胸元の開いたスペースには、 針のようなシルバーのネックレス。 手首にはダイヤで縁取られた超高級時計。 メイクはドスと睨みをきかせるためにアイメイクをしっかり。 でも口紅は、交渉でしゃべり負かし、すぐ剥がれてしまうのでなし、と。 血の気が引いた口元がまた、貫禄あり。 (見ているだけで肩が懲ります~) ** とんでラスト。 17んときからいる組織の成り行きにあっけにとられている姿は、 まるで緊張のタガが外れたようにおろおろ。 FBI章を首に下げているソニーを見つけて、 「あんた、何者なの?」と掴み掛かる。 (いま気づいたのですか、恋する女は盲目です~) 敵に見つかり、二人もろとも危機一髪なところを、 彼が彼女をしっかりガードしセーフ。 彼、密売一味の彼女をつかまえるべきところ、 かくまって逃がしてあげる。 でも、追いかけたりせずお仕事に戻る彼。 女は命拾い。 彼(ソニー)がいつか言ったセリフ 「大切な人は、安全なところにいさせて、危険な目になんか遭わせないものだぜ」 女性に優しい有言実行の男。 これ、もてないわけがありません。 イザベラ、彼を忘れられるかな?? ○まっすぐで針のようなやつネ。 ○ふたり、サルサを踊るつかの間のしあわせ。 でもビデオにちゃんと撮られてます。 「このふたり、ただの関係じゃありませんよ」 と炊きつけられ、ボス、濃いひげもジェラシー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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