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こんにちは♪
雑誌類の片付けをしていたら、Harper's Mgazineに、 映画監督兼小説家兼パフォーマンスアーティストである ミランダ・ジュライの短編小説が載っていましたので、 こちらに記載します。 翻訳がそのうち出るのでは?と期待しています。 新作の長編映画も作ってるとかなんとか。 彼女の映画のほうの代表作は、 カンヌ新人賞を獲った「君とボクの虹色の世界」ですが 実にヘンな感じの映画です。 主人公のキャラ、口にすること、展開・・など 他の映画にはない、独特の語り口が・・後味を惹く感じ・・ The Swim Team -Miranda July 「水泳チーム」 ミランダ・ジュライ作 このお話は、あたしがあなたの彼女だったとき、言わなかったことについて。 あなたはあたしにしつこく何度も聞いてきたけど、 その思い込みってゾッとするくらい具体的だったわよね あたしは身持ちのいい女かって? 売春が合法のネヴァダのベルベデアのようかって? これまでの人生、ありのまま正直だったかって? 本当のことは不毛になり始めてた。それにちょうど、もし真実がからっぽと 感じたなら、あたしはもうこれ以上あなたの彼女ではいられなかったと思う。 - - - あたしはベルベデアになんか、住みたくなかった。 でも、引越しするお金を親にせがむなんて堪えられなかった。 朝が来るたび、この小さすぎて町ともいえない町に一人で住んでいることに 気づいてショックを受けた。 ガソリンスタンドの隣にある家で、店に行くのに1マイルも離れてた。 そして店はそれっぽち。あたしは車を持ってなくて、電話すらなかった。 あたしは22歳で、毎週両親に手紙を書いて、落ちこぼれの若者に本を読んであげる R.E.A.Dと呼ばれるプログラムのために働いてることを話した。 これは州が設立した社会実験だ。 R.E.A.Dが何のためなのかよくわからなかったけど、 社会実験に参加するたびに、あたしの能力が行間から立ちのぼってくるのが わかって驚いた。若者への初期介入はちょっとした良いことでもあった。 - - - つづく。 あと5回程でおわるか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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