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こんにちは♪womanfilmです。 東京新聞2017年8月20日付けを見ていたら、 故大島渚監督の奥様で俳優の小山明子さんの戦時体験の記事が載っていました。 現在82歳。記事の写真の佇まいから、今もなお美しさ、気品が感じ取れ、素敵な人なのだと 思いを新たにしました。 夫の大島渚監督にからんで、少し昔の思い出がフラッシュバックしました。 むかーしむかし、アルバイトで某監督のアシスタントをさせていただいた一夏がありまして、 そのころ、大島監督が倒れた時期でありました。 某監督は大島監督と切磋琢磨していた仲であったようで、 「今日は大島の見舞いに行くんだ。」と病室訪問でありながら、うれしそうな様子でした。 「明子さんが看病してくれて、大島の奴…」なんて、つぶやいていたりもしました。 その様子に、きれいな奥さんに看病してもらって、なんて運がいいやつ」 という羨ましさも言葉尻から、感じ取れたのでした。 よい意味で、ライバルだったのだと思います。そうして仕事を残してきたのだと思います。 某監督は、ご自身も病気をお持ちだったようですが、 後で知るに、大島監督より先に亡くなられました。 その後、大島監督はカムバックし、「御法度」を製作されました。 明子夫人の看病のかいがあったことと思います。 きっと、某監督はあの世から、「あいつ、やりやがって」と微笑んだことと思います。 そうして、2013年に、ついにあの世で再開し、 「おお、大島、やっと来たな。おまえには、負けたよ」 なんて、映画論議に花を咲かせていることと思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年08月28日 13時00分05秒
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