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今日からテスト期間です・・・(-_-;
もう憂鬱で憂鬱でしかたないんですよ。。。 受験生だっていうだけでカナリ心に『ズドーン』て感じなのに、 『はい、期末だよ♪♪』って言われると 『おいおい、ちょっと待っておくれよ。あたし予習だけで手一杯だよ』 って返したくなるんですよね(>□<) しかも先生たちって笑顔で範囲を発表するから あれがまた憎たらしいんですよね!!!(>_<) ・・・高校数学なんて人生にほとんど関係ないと思うんですよ。。。 化学も、物理も、生物も(あ、人体の辺りは役立つかも)。。。 だって大学行ったとしても文系だったら数学ホントいらないし、 死ぬまでに日常で「あー、三角関数習っといてよかった★」 って思うこともないと思うんですよ・・・。。。 きっとみんなそう思ってると思うんですけど、どうなんでしょう? ではでは61話読んじゃってください♪♪ ========================= しかしその雰囲気を変えてくれたのは博自身だった。 「早くケーキ食っちゃえよ。暑いから腐るぞ」 「・・・腐るわけないじゃん」 そこでやっと、博も私もわずかに笑った。 「うわっ。このコーヒーすっげぇ薄くなってる・・・」 一口アイスコーヒーを飲んで、博は顔をしかめた。 「氷全部溶けちゃってんじゃん」 「最悪だな。下行って新しいの淹れて来てやるから、お前のも出せよ。」 「ん?大丈夫。あたし薄い方がいい。・・・てかヒロシこそケーキ食べないの?」 「食うけど?」 「食べないならあたしが食べるよー」 「・・・太る・・・」 「五月蝿い」 さっきの博の腕の感覚はまだ鮮明に私の中に残っていた。しかし会話の調子はすでに元の2人に戻っていて、私は少しほっとしていた。けれどまだ心臓はドキドキしていた。 そうこうしていると、部屋の壁掛け時計が11時を指し、私は家に帰ることにした。 「ごちそうさま。ケーキおいしかった。」 「ノートわざわざ持ってこさせて悪かったな。」 「ううん。おばさんにお礼言っといて」 「うん。じゃあ後でな」 「うん。じゃあ」 私は自転車のスタンドを足で蹴って、博の家の大きな門をくぐった。博は玄関先にいて、私の姿が見えなくなるまでずっと立っていてくれた。少し茶色がかった髪の毛が、太陽に照らされて綺麗に光っていた。『昔の金髪より今の方が断然似合う』などと考えているうちに、博の家はすっかり見えなくなってしまった。 家に戻ると義母はもう昼食の準備をしていた。 「ただいま」 「あ、お帰り。ちょうど紅ちゃんほっといて食べようかって言ってたとこだったのよ。」 「えー。お義母さん酷いよ」 「食べ物の恨みは怖いからな・・・特に紅のはすごそうだ」 「お義父さん、それ冗談に聞こえないけど・・・」 みんなで笑った。久しぶりに家の中でおおっぴらに笑ったような気がした。しかし笑っている最中も、私の中ではまだ博に対するドキドキが治まってはいなかった。 ※この話はフィクションです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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