カテゴリ:カテゴリ未分類
あー!!!!!
ついに明日から中間テストが始まります(>□<)" やばいんですよー(*□*;) 明日は数学と古典なんですけどね、 数学はまだ範囲を全部終わらせてないんです(@□@;) 今から残り半分くらいをやるんですけど、 今回はどの教科も危ういのでとにかく詰め込みでがんばります!! ではでは66話読んじゃってください♪♪ ========================= 目の前に置かれたコーラフロートのクリームを、博はスプーンで黒いコーラの中に押し込んだ。 「なぁ章、その相手ってオレらの知ってるヤツなのか?」 「え?・・・やっぱり言った方がいい?」 章はジンジャーエールに浸かっているストローをわずかにかまいながら、ちらりと私たちの方を見た。 「ムリに聞いたりしないから嫌なら言わなくっていいんだよ。ただ、もし協力できろうならするからさ。」 「ありがと・・・じゃあ言いますよ。」 近くで見ればかろうじてあるのが解るという程度の細い眉の間に、かすかに皺を寄せて章は口を開いた。博はまたコーラフロートのクリームをコーラの中へ押し込んで、それを口に運んでいた。 「実は、ずっとアオイさんの事が気になってて・・・」 「マジかよ!?」 博は少し驚いたような目をしたが、すぐに笑ってコーラフロートに視線を戻した。 「だからお前、蒼の好みになろうとしてんのか?」 「どういうこと?」 「昔な、蒼が言ってたんだ。『好きなタイプは顔が整ってて、髪の色は茶髪くらいがいい』って。確かこいつも一緒にいて聞いてたんだ。」 「そうなの?」 「いや、まぁそんなこと聞いた気もするけど、オレが髪の色変えたのはそのせいじゃないよ。別にもう赤い髪にしなくてもいいかと思ったんだ。親とはもう一緒に暮らす気ないし、だったらもう誰に反抗する必要もないし逆に反抗すんのとかめんどくさいし・・・。」 章はただ淡々とそう言った。 「もう家に帰らないのか?」 博の声がふざけた調子から独特の深くてやわらかい声に変わった。 「うん。園長とも相談して、そうすることにした。今行ってる定時制は4年かかるけど卒業したら施設出て1人で暮らすつもり。」 「そっか。決めたんだな」 「うん」 少し2人の風貌が似ているせいか、博と章が本物の兄弟なのではないかと錯覚してしまいそうになった。 私は言葉もタイミングも見つけられず、ただ2人の会話する様子を見ていた。 ※この話はフィクションです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|