カテゴリ:カテゴリ未分類
台風来ましたね―――!!!(>∀<)ノ"
今日は予想通り(望みどおり)学校が3限目で終わって、 その後学校が用意してくれた観光バスに乗って帰りました(笑 ↑観光バスですよ!?驚きじゃないですか?? あたしは担任から「バス通のヤツのためにマイクロバスが来るから」 としか聞いてなくって、友達と「全員乗れないよね!?」 とか愚痴ってたんですよ。。。 したらマイクロどころか超大型観光バスがやってきたじゃあありませんか!!(*□*;) 思わず「でけぇぇぇ!?!?」とかみんなで叫びましたね(^_^; 呼んだ側の教師でさえも驚いてました(笑 で、みんなで乗り込んでまるで遠足に出かけるときのように帰宅しました(☆∀☆) でも助かりましたよ。。。だって風強すぎてバス停まで歩けなかったんだもん・・・(>□<;) 危うくスカートめくれそう(誰も見たくないっつうの!!)なくらいの 風が吹いてましたからね。。。雨もすごくて風呂上り風味な髪型になってたし・・・ まぁとにかく早く帰れてよかったです♪♪ ではでは久しぶりに71話読んじゃってください♪♪ ========= 私はとりあえず何も思わなかったと言う風に装って、黙々とするめを噛みしめ続けていた。蒼も博もさっきの話題からはすっかり離れてしまって、既に雑誌に載っているアメリカのR&B歌手の話で盛り上がっていた。 「あ、そういえば章くんは今夜どうやって帰るの?」 「あー、なんか博さんちのおばさんが送ってくれるって。」 「ねぇ、ウチの車に乗っていきなよ?近いしさ。」 「え?でも迷惑じゃないっすか?」 「ううん。どうせ帰り道に施設の近く通るし、来るときにお義母さんが章くんも一緒に帰ったらって言ってたからさ。」 「あ・・・んじゃお願いします」 蒼のにっこり顔に、章はまたあの手加減したような微笑を返していた。 それから3時間はゲームをしたり話をしたりしながら、みんなで何となくわいわいと過ごした。蒼も博もいつもの通り冗舌で、やわらかく時間が通り過ぎていった。 途中で博のうちのおばあちゃんがアイスを持ってきてくれて、少しの間だったけれど楽しくおしゃべりをした。このおばあちゃんは私たちをいつも楽しく元気にしてくれる人だ。とても85歳には見えないくらいに若々しくて、冗談のセンスも良い。 「すっかり遅くなっちゃったね」 「蒼んちのおふくろさん待ちくたびれてるぜ?」 「大丈夫だよ。じゃあお邪魔しましたー」 「お邪魔しました」 11時過ぎに、私たちは博の家を出た。 蒼と章が先に車で行ってしまったので、私は1人で帰ろうと自転車のスタンドを勢いよく蹴ろうとしていた。 「待てよ!!」 私が自転車を押して門をくぐろうとしていると、自分も自転車を押しながら博が駆け寄ってきた。 「遅いから送ってってやるよ」 「え?いいよ別に。田舎だから痴漢も出ないし・・・」 「いーじゃん。人の好意を無下に断るとバチあたるからな!」 「はいはい。どーもありがと」 私たちは自転車を押しながらゆっくりと並んで歩いた。夜の風は来るときよりもさらさらと肌を掠めていくようになって、蒸し暑さはやっとどこかへ消えたようだった。 「ねぇ、章くんどうしちゃったの?喫茶店にいた時から何かずっと変じゃない?」 「ん?そうか?オレらに蒼を好きだってこと知られて恥ずかしいんじゃないのか?」 博は能天気で、それほど真剣に考えている風ではなかった。私は少しムッとして、真っ暗な宙を少しだけにらみつけていた。 「なぁ、お前担任との面談終わった?」 話題が急に変わってしまったので、私は何だかすっきりしないまま取り残されたような気がした。 「まだだよ。明日だと思うけど、ヒロシはもう終わったんだよね?あれって何言われるの?」 「うーん、そうだな。まぁとりあえず進路の話だな。今度の担任うるせぇから結構具体的に突っ込まれるぞ」 「ヒロシはもう決めてんの?」 「ん?あぁ。まあ一応国立大狙ってる」 「ふーん・・・。あのヒロシがねぇ。」 「嫌味なヤツだな!?何が言いたいんだよ?」 「別に。大人になったんだなーと思っただけ。昔は高校も行かずに働くって言ってたじゃん」 「オヤジたちのメンツ潰すわけにいかねぇじゃん」 「・・・そっか。偉いね」 「いや、そんなことない。オレだって好きでやってることだし」 「まぁがんばんなよ?不良息子!!」 「うるせぇよ!!猫かぶり娘!!」 田舎の夜道は静かで、田んぼから聞こえてくるカエルの声だけが真っ暗な空間に響き渡っていた。外灯はぽつんぽつんとしか立っておらず、空の星が異常なくらい綺麗に光っていた。 ※この話はフィクションです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|