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ペンタル

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Nov 2, 2004
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おぉー!!今日はいい日です♪♪

今日両親が私の寝ている部屋に勉強用の机をセッティングしてくれました(>∀<)b

ようやくですよ・・・頼み続けて約5年。。。

なんて長い月日だったんでしょう(-_-*)

私今まで自分の部屋というものを持ってなかったんですよ(>□<)

いっつも茶の間のテーブルor客間のテーブルで勉強しておりました(-_-;

でも。。でも。。。でも!!!

受験生ってことを意識し始めた夏休み辺りから、

そのシチュエーションだと勉強がはかどらなくなってしまったんです(=□=;

だってお父さんもお母さんも五月蝿いんだもん!!!(>□<;)

今日さっそくその机で勉強したらもう。。。

『イイ感じ♪♪』

てなことなんで、これからはその机でも日記小説の原稿書きます!!!

ではでは81話読んじゃってください♪♪

==========

 5分ほど経っただろうか、相変らず降り続く雨をぼうっと眺めているとカバンの中から着メロが聞こえ始めた。私は急いで携帯を取り出して耳に押し当てた。
「もしもし?あ、お義母さん。どうしたの?」
『すごいどしゃ降りだけど大丈夫?』
「うん、濡れちゃった。今雨宿りしてるんだけど、止みそうになくて・・・」
『今どこにいるの?ちょうど買い物終わって帰るところなのよ』
義母はすぐ近くのスーパーにきているようだった。
「バスターミナルのすぐ近くの喫茶店。軒先にいるんだけどね。」
『じゃあそこで待ってなさい。すぐに行くわ』
「はい」
義母は言葉どおりすぐにやってきた。急いで助手席に乗り込むと、後部座席から焼きたてのパンのいい匂いが漂ってきた。
「紅ちゃん、何でこんなところにいたの?」
「うん。蒼の家に行ってて、ちょうどバスが行っちゃった後だったからそこから歩いてきたんだ。」
私はタオルでもう一度髪と体を簡単に拭いた。
「蒼ちゃん大丈夫だった?疲れが出てないかしら?」
義母は前を真っ直ぐ見詰めて運転しながらも、本当に心配そうな表情をしていた。
 私は蒼がしばらく学校を休むということと、まだ今後の事は決まっていなくてこれからゆっくり考えていくつもりらしいということを伝えた。義母は終始頷きながら私の話を聞いていてくれた。そして最後に「それがいいかもしれないわね」と言って、話の尾を締めくくってくれた。
 蒼のことを話し終えてふと気がついてみると、私は気付かないうちにぎゅっと自分の腕の傷痕を握り締めていた。それは本当に無意識のうちにやっていたことで、私自身、自分のそんな行動がどういう思いから起こるものなのかがわからなかった。
 そんなことを考えて車窓の外を眺めているうちに家に着いた。ようやく雨は小降りになり始めたところで、雲の間からはほんの少しだけ太陽の光が見え隠れしていた。



※この話はフィクションです。





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Last updated  Nov 2, 2004 11:47:02 PM
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