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あー、約1週間ぶりの日記書き込みです(-▽-)
どうも、干からびてしまいそうなペンタルです・・・ 全開の「ズーン」な書き込みから数日間は嵐のようでした。。。 帰りが9時前になることもしばしば・・・(+□+; 胃痛も治まらなくて保健室で薬を飲んだりとか。。。 でも今朝ゆっくり寝たんで復活です♪♪ 昨日の夜9時にならないうちに布団に入って、カッター着たまま寝ました(笑 んで、今朝8時過ぎに起きて速攻お風呂入りましたね(←きたねぇ。。。) 母曰く、昨夜の私は『エンジョイ』してたそうです。。。 (↑母に『enjoy』の意味がわかってるはずありません!!何せ中卒ですから!!) つーかエンジョイって。。。寝てることが??って感じですが。。 あぁ、今父に「お、ペンタルは今勉強の合間のリフレッシュか?」 とか言われました。。。 両親共に変なトコで英語を使ってくるんで困ります(-_-; ではではとにかくむさくるしい(?)84話読んじゃってください♪♪ =========== 翌朝目覚めたのは目覚し時計がなったからではなくて、義母が起こしにやってきたからだった。私は進路の本を開いたまま床の上で眠っていた。硬いフローリングの上で一晩眠っていたせいで、体が少し痛かった。 「紅ちゃん、朝よ。起きなさい。まぁ、床で寝てたの?」 義母に頭をぽんっとつつかれて、ようやく目がはっきりと開いた。昨日の雨が嘘のように外はすっかり晴れていた。 義母が起こしに来てくれたおかげで遅刻は免れたものの、バスの時間ぎりぎりに家を飛び出して全速力で走ってバス停まで行った。普通に歩いているだけでも汗が噴き出すほど暑いのに、走ったおかげで額から幾すじもの汗が頬を伝って流れていった。 バス停に着いたのはバスの通過時刻の1分ほど後だった。辺りにバスの気配はなくて、もう行ってしまったかのように思えた。私は手の甲で額の汗を拭いながらバスの来るはずの方向と行ってしまったかもしれない方向とを交互に見ていた。すると、低くて鈍いエンジン音と共にバスの車体がカーブの向こうから姿をあらわした。 乗り込んで座席に座ると、私は下敷きで一生懸命熱っぽくなった顔を扇いだ。エアコンの冷気だけでは間に合わなかった。 それからずっと、ただひたすらに進路のことを考え続けた。バスを乗り換えても学校に着いてもずっとぼうっと考え続けた。 以前からずっと考えるように言われていた。私自身も考えなくてはいけないということを自覚していた。けれど、それをずっと後回しにし続けていた。先のことを見据えるということは生きていくうえで当然のことだし、そうしなければ人間は生きていけない。しかし、先を見るということは同時に自分の中の過去も見るということになる。それは私にとって足の竦むほど恐ろしいことなのだ。未来にはいくらでも可能性が存在して、それをつかむことは容易ではないにしろできないことはない。けれど過去はそうではない。私には施設にやってくる以前の過去は存在しないのだ。過去の可能性も記憶も、私にはほんの一握りしか存在しない。そしてその事実は、私が前に進もうとするのをことごとく阻もうとするのだ。それなのにどうやって、未来の可能性を探し出せばいいのだろう。歩みを進めて、壁を乗り越えればいいのだろう。不安で一杯なのに、義父にも義母にも心配をかけたくなくて重荷にはなりたくなかった。こんな風に2人に何もいえない状況は初めてだった。 一日中そんな風に考え続けて、午前中に4時間ある補習はあっという間に終わってしまった。もう分詞構文も三角関数も助動詞もどうでもよくなってしまっていた。ノートもほとんどとっていなかったし、解いてきていた問題の採点も満足にこなしていなかった。幸い眠っていなかったので教師に当てられることはなかったけれど、授業はほとんど耳に入っていなかった。ぼんやりと空中を見ながら、今日の面談でなんと言おうかということだけをひたすらに考えていた。 ※この話はフィクションです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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