カテゴリ:日記
その日、うら若き乙女の彼女は、 学校のみんなと、広島市内の作業に出かけていました。 だんだん激しさを増していた空爆、 それにより火が出た時に、広く燃え広がらなくて済むよう、 道路そばの家を倒し、道路を広げる作業が 中学生たちに課せられた作業だったのです。 これが、学徒動員。 その日の朝もまた、その作業に駆り出されて、 中心部近くに出かけていました。
そして・・・。
彼女は、気がついた時には 周囲のクラスメイト、先生、みんなが・・・・。
奇跡的に、大きな柱の陰にいた彼女とその友人数人が 助かりました。
それから、家に帰ろうと歩くものの、食べる物も飲む物もなく 橋の上で横になりながらも、ひたすら母が見つけてくれるのを待っていたと言われます。 きっと母親としても、すぐに探しに向い、歩き回ったことと思います。 そして2日後、ようやく見つけてくれた…と。
どんな思いで、母を待っていたか どんな思いで、娘を探していたか
同世代の子を持つ母として、胸がしめつけられる思いです。
とても物静かなおばあちゃま・・・ 今、静かにひとり暮らしされていますが そんな時代を経て、今を生きておられます。
戦わないこと、争わないこと、 それが、人に優しく、地球にやさしい、一番のエコロジー!! 文化の違いを理解して、 お互いに尊重できるところで話をまとめられる人が増えると 国同士も家同士も仲良くできるのかもしれませんね!
それが、人の幸せや地球の幸せにつながることだと ヒロシマの祈りの日に改めて思うのでした・・・。
県外のみなさんは、これ、読んだことありますか? ご自分の体験を漫画にされたもので 当時の惨状を見ることができます。 悲惨な状況の中でも、一生懸命生きようとする人たちが描かれていて その象徴的な存在が、この主人公、はだしのゲン。 これは、著者の姿だったようですね!!
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