テーマ:高校生の親日記(53)
カテゴリ:心・癒し
教育って…? 公教育って…??? と、その目的や本質を考えさせられる記事をみつけました。 2010年1月9日 asahi.com より
県立高校の生徒が、家計が苦しく、諸費用を滞納。 学校側がアルバイトを勧め、働き始めた。 その後、授業料は免除になったものの 修学旅行費やその他諸費も滞納。 そこで、 生徒の通帳とキャッシュカードを預かり 払い込まれたアルバイト代から、費用を回収したという…。
その後、生徒は、通学が苦痛になって、退学、 通帳とキャッシュカードは返されたとか・・・。
高校の授業料が滞納され、 先生方が生徒に、アルバイトを進めるケースも多いと よく報道されているし、そのシーンを放映した番組も観ました。 先生方にしたら、やむにやまれぬ指導なのかもしれない…。 教育委員会からの徴収指導もあるのでしょう…。 県だって、財政は苦しいでしょうから…。
asahi.com のニュース原文を読んでいただけたら 家計の現状まで書いてありますから、 これでは到底、授業料はおろか、 諸費や教科書・通学にかかる費用など 支払は難しいことが容易に分かります。
公立高校が無料化されることが報道されていますが ならば、公立高校を希望する生徒は、 みんな公立高校に入れるようにしてもらいたいものです。
たった1度の入試に失敗すれば その公的サービスは受けられないのですから…。 あるいは、私学も無料にしましょう♪
学力低下を国として心配しているのでしょう!! だったら、なおさら、少人化している子どもたちが、 みんな高等教育を受けられるように…。 それこそ、学力低下の予防策ではないですか???
小学生・中学生の学力テストの結果…ではなく 大人の一歩手前の高校生たちの総合的な学力を 向上させる対策として、 みんなに高等教育を受けられるようすることが 一番よいのでは???
退学するまでに至った、彼女の心を思うと 胸が痛むばかりです…。
何か方法はなかったのでしょうか?
少子化社会の、未来を担う大切な子どもたちに 私たちは、大きな借金と年金負担を引き継ごうとしているのに そんな子どもたちを、 私たちはもう少し 社会で育くんでいく仕組みを、 真剣に考えていかなければならないような気がしています。
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