「土の臭いがしたら、すぐ避難!」
これは、防災講座で深く心に刻んだ言葉でした。
だから、我が家は迷わず、避難を選択。
ほかの皆さんは、ベテランの方は「どうして?」という印象、
若い方たちは、「子どもが居るから、大勢の中は無理かも…」という反応。
避難所=体育館
これが解消されない限りは、子ども連れの避難のハードルは
高いのかもしれない…
いつもお付き合いのあるご近所さんたちに
お声かけした後で、いよいよ避難!
今年に入って早々に、3ナンバーのワンボックス車から
ワゴンタイプの軽自動車に買い替えたばかりなので
荷物もさほど積むことはできない…
けれど、一両日中はしのげるかな?と思うだけの
荷物をなんとか積み込んで、避難所である地元の学校へ!!
道中、泥水が川のように流れ、
そこここに土砂や木片・丸太が道路をふさいでいる。
通行しやすそうな道路を選んで進むが
こうしてそこここに泥水が…
翌朝、助手席から窓越しに撮った幹線道路端の木や株…
実は、通行の邪魔になるこうした木々や土砂を
道路端に寄せている方たちの動きも、
耳にしていたけれど、
川下にある川沿いの実家にひとり居る
要支援状態の義父と、
仕事からこちらに向かっている途中の親族が気になり
私たちは、申し訳ないながら我が家を後にしたのでした。
学校の体育館には灯りがついていて、グラウンドが駐車場に。
入り口に受け付けがあって、アルミマットを受け取る。
どこでも好きなところへ敷いて良いとか。
体育館の壁寄りは、既に避難してこられた方たちが
休まれていた。
避難所である学校は、我が子が卒業した学校であり、
私自身、行事や役員で何回も出かけて来たことがある。
選挙の時も、ここが投票所だから、馴染みがある。
それがまた、安心感にもつながるものかもしれない!!
地元の学校との関係、やはり大事だなあ~と実感しました。
そして、義父と親族と合流するべく
仕事から帰宅途中の親族に連絡を取り、
こちらの避難所へ来るように伝え、
夫が義父を迎えに出発。
集合する予定人数分のマットを広げ、
それぞれの連絡と到着を待ったのでした。