我が子が海外の高校へ進学したわけ…
NZの高校へ通っている我が子。NZでは、年末…というより、11月末が年度末になります。そのまま約2か月弱のクリスマス休暇。でも、その前に全国統一試験があって、この結果や、これまでの実績が単位認定に関わってきます。英会話はなんとかこなしていけるようになったものの高校の教科のレポートを書くにはもう少し、アカデミックな表現をしないと…と言われどうやら苦戦しているようです。何しろ、日本のように、テストの結果重視ではないようでレポート重視のようですから・・・。がんばれ~♪と、母としては海の向こうへエールを送るしかないのですが・・・。すでに、来年の教科選択をする時期でもありこれまで取得した教科の単位によっても受講できる教科が変わってくるようです。また、総合大学へ進むか専門の大学へ進むか、また、就職するか…大きく変わってくる時期でもあるようで、科目もバラエティーに富んでいます。高校2年生では、日本の高校にある教科の他にAccounting(会計学),Hospitality(ホスピタリティ),Ecomomis,(経済)Electronics,(エレクトロニクス)Computer Graphics and Design(CG)Drama,(演劇)Journalism,(ジャーナリズム)Outdoor Education,(野外教育)Skills for Job Seekers,(就職のためのスキル)Tourism,(ツーリズム・観光学?)Woodwork Tades(木工製品の取引)ChineseJapaneseFrenchなどなど、数ある中から4教科を選びます。必須が勿論、「英語」ですが・・・。かなり、幅広いし、選択4科目とは、教科数も少ないですね~!!何しろ、現地の子どもたちは、もう車の運転免許が取れる年齢!進路も、みんながとにかく、総合大学へ進学…という状況はないようで、この学年から、かなりそれぞれの道に分かれ、進路によって、大きく選択内容が変わってくるようです。授業も、高校1年生から、クラスみんなで同じ授業を受けるのではなく自分の選択科目とそのレベルに応じて、それぞれが自分の教室へ移動し、そこには、学年を超えて、生徒たちが混在しているそうです。だから、初めは、自分が次、どの教室へ行けばよいのかわからなくて困った…と言っておりました。 さて、来年の選択科目、色々悩んでいたようですがはてさて、どのようにしたのやら・・。卒業後、日本の大学に行きたいなら、アカデミックな教科を選んだほうが良いよ~!!と、世話役の日本人スタッフの方からは、アドバイスを受けたようです。私は、せっかくNZで頑張って通ってるんだから、自分の気に入った、好きな教科を選ぶといいよ!ってアドバイスしました。勿論、なりたいものがあって、行きたい大学があるなら別だけど…。今は、大学の為にあるんじゃないよ!人生は、大学へ入ることがすべてじゃないよ♪理想かもしれないけれどがんばって海外まで送り出しているのは、大学入試のための勉強ではなく多感な時期に、 色んな人に出会い、色んな世界を見てこれたらいいな~って思ったから・・・。英語ができたら、いろんな国の人とお友達になって、良い仕事ができたらいいな~って思うから・・・。本人も、とても興味を持って、飛び込むことができたから・・・!!そして、もうそろそろ、旅立たせても大丈夫…と子育ても子育ちも、お互いに、ちょっぴり自信を持てたから・・・。正直、まだまだ、なりたい自分を描くことはできていないようですが、きっと今、積み重ねている経験や繋がりが後で生きてくることを願っているのです♪オーストラリア&ニュージーランド留学事典(2009)