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北 海0 0 0 0 0 1 4 0 1 6
函大有斗0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 北海:玉熊-平田 有斗:東-成田 準々決勝最後の試合は、2年連続出場を狙う北海と函大有斗の対戦。 昨年の2回戦と同カードであり、北海は春選抜で2勝を挙げており、対する有斗は春全道を制し、初戦の東海大四に完勝しての対戦となり、甲子園を賭けた大一番であった。試合は、有斗が序盤に玉熊から連続長打を浴びせて2点を先制するが、バント失敗や走塁ミスなどで追加点を奪えず、中盤以降に北海が有斗の堤口を捕え6-2で北海が逆転勝利した。 今年は、北海が玉熊、西村の強力な2投手を揃え、春全道を制するなど本命視されているのに対し、有斗は去年に比べるとチーム力が落ちており、北海が圧倒的有利な下馬評で試合は始まった。 北海の先発は初戦の函館高専戦で温存したエースナンバーを背負った玉熊で、初戦完投した西村は初回からブルペンでスタンバイ状態である。 試合は前半5回まで両校無得点で終盤は突入するが、有斗は玉熊に完璧に封じ込まれており、初回の内野エラー(記録はヒット)で出塁した程度であった。一方北海は、小柄な打者が多く、これまた札幌日大や札幌第一と比べると迫力不足であり、単打や四球などでランナーを出すも、バントで送って凡打を繰り返し得点を挙げることができない。試合は北海が押すも、なんとなく嫌な展開であった。 6回表、7番玉熊が長打で出塁し、2死から1番和田のセンター前タイムリーで待望の先制点を挙げた。この日の玉熊は、レフトへの強い打球を放ち4安打(外野のまずい守備もあり)で、打つ方でも大活躍の内容であった。 7回表、3番が出塁すると、4番桃太郎がお決まりの送りバントの構えをしていたが、0-2の打者有利のカウントでヒットエンドランを仕掛け、左中間へのヒットを放ち、無死23塁と追加点のチャンスを作る。ここで、5番平田がスクイズ決めて2-0とした。有斗もスクイズは警戒していなかったようで、お見事な作戦であったが、相変わらずお堅い北海野球である。その後、内野エラーも絡めて4-0となった時点で、本日の玉熊の内容を見る限り勝負あり。8回裏に有斗がこの日初めての連打で1点を返すのが精一杯であった。 試合は、昨年に続いて北海の完勝となった。 これで、ベスト4は札幌龍谷、札幌日大、札幌第一、北海と札幌勢が独占。この4校は春全道大会でも4強に残っており、珍しい結果となった。 準決勝は、龍谷vs日大、第一vs北海となったが、1試合目は日大が圧倒的有利。2試合目は知久と玉熊or西村の投げ合いは必至で、2、3点を争う大熱戦が期待される。チーム力は第一の方が高そうだが、北海も知久対策を立てるだろうし、終盤勝負で、なんとなく北海が勝つと予想する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/07/21 08:04:20 AM
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