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カテゴリ:雑記帳
前回の続きです。こども英語先生の仕事と収入って、どんな感じ
なんだろう・・・とシュミレーションしています。 授業数は、30人の場合と同じとして(1クラスあたりの人数 を増やすと効率はいいですが、受講側の保護者としては人数が 少ない方が満足度が高いと思うのでそのままにします)10クラス。 週5日 4時~6時か、 1日3クラス指導する日を2日設定して 週4日に抑えるか・・・ 実際の所、小学生になると学校からの下校時間が水曜日以外は低学年 でなければ、5時限、6時限があるので3時開始や4時開始のクラスに 行くのは難しいでしょう。 週5日、夕方2時間丸まるつぶれてしまう部屋というのは、もう 「教室専用」の部屋になってしまいそうな気がします。 ロイヤルティーを差し引いて25万月収とすると、当然扶養控除等は 外れてしまうので、個人事業主として国民年金や国民健康保険を 支払う義務が出てきますし、所得税も発生します。 年収は、250,000×12=3000,000 とすると・・・ 国民年金(定額):14,100×12=169,200 国民健康保険料:20,000~30,000×12=240,000~360,000 ※国民健康保険HPによると、市町村で異なるのですが大阪市の平均額 年間37万を参考にしました 所得税は、個人事業主の場合必要経費を差し引いたあと 195万以下・・・5% 196万以上330万・・・10% 住民税は一律・・10% かかります。 必要経費に、社会保険料は入れることが出来ません。 支払わなくてはならない社会保険料が年額50万以上となり、高いですね~・・ 生徒50人の場合の所得(社会保険料差し引く)は、、時給1200円で週5日 8時間働く派遣社員の年収と、同じ位になります。派遣社員の社会保険は、 事業者負担割合も大きいし、会社の健康保険組合があれば同じく事業者負担がある ので個人事業主よりも負担額は軽くて済みます。 時間あたりの利益効率は、英語先生の方がいいのですが、オフィスワークの 2時間と、子供相手の2時間では、疲労度が全く違います!!私もこども会 行事で子供相手に数時間ゲームのイベントを行ったら、段取りと当日で激し く疲れます。 もちろん「慣れ」てくるのだとは思いますが、生徒の入れ替わりもあるだろうし、 一人ひとりの生徒の個性も違うだろうし、先生としての責任は「やりがい」だけで は表せない大変さが伴うことでしょう。 麗美さんの経歴と生徒数から想像したら、かなり人気の高い先生だと思うの ですが、「自宅で」「子供相手に」だと収入は結局これ位に落ち着いてしまう んですね。 麗美さんがマネジメント能力を発揮して、教室を自宅から別に移り、中学生以上や 社会人も対象に午前中や夜間もクラスを開校して人が集まってくれば、収入の 可能性はグンと広がるでしょうね。但し、こうなってくると家庭生活とのバランス 取りに苦労することになるのですが・・。 こうやって、つらつらと考えると、いかにも簡単になれます!という歌い文句で 「あなたも英語せんせいになりませんか?」という企業の誘いには乗らないぞ! と思うのであります。 そして、収入に見合わないのに高い意識を持って子供達に教えている先生方に 感服するのであります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.10 22:45:05
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