頑張れ！　　三代目

今日は父と同行しましたが、あまり通らない道を通ったので、蕎麦屋の新規開拓をしようということになりました。

といっても、わざわざ行くものではなく、その通り沿いにあるおいしそうなお店に入ってみようということなんです。

すると、「手打ちそば」という看板を見つけ、お客様との約束が終わった後に行ってみようということになりました。

さて、実際に行ってみると、こういっては失礼ですが田舎なので、道が段々と細くなりました。

それでも、入り口まできちんと看板が立っていて、お店の入り口には、「営業中」の看板も立っていましたので、営業しているものだと思ったんです。

ところがですね、せっかく細い山道を通って行ったというのに、やってない！

暖簾は出てるし、営業中の看板も出してある。それなのに、人がいない。

もちろんお客さんもいない・・・。

やる気ゼロですね。

多分しばらくやってないのではと思います。

だったら看板下ろしなさい！って感じです。

ですが、お昼時ですから気を取り直して、違うお店へ。

これまた父が看板は見たけど、入ったことがないというお店へ行くことにしました。

今度は実際にお店はありますよ。

私も行ったことはありませんが、お店のうわさは聞いたことがあるからです。

成田の竜台にある、「初音庵」さん。

ちなみに、ここのお店にたどり着くのも一苦労でした。

これまた細い山道でして、しかも回りは竹やぶばかりです。

まあ、キャッチコピーが、「竹やぶの中の蕎麦屋」だったと思いますから、その通りなんですけどね。

注文したのは、いつものごとく、「大盛り蕎麦」

まず見た目がいいです。器が木で出来ています。

そして蕎麦は、細くて白い感じの蕎麦です。更科ではないですよ。

店内には、神田の藪そば店主のサイン（？）があったので、そちらで修業されたんでしょうかね。

だからでしょうか、東京っぽい感じの蕎麦でした。

そういえば、店を出る頃に、もう１組お客さんが入ってきました。

暖簾はおろしましたが、店員さんは、

「２～３０分待てば、蕎麦を打てますのでどうしますか？」

と聞いてました。するとお客さんは、待ちますと答えていました。

普通なら、今日はおしまいですよ～、みたいに断るところを、そうしなかったところにも好感が持てました。

ここもおいしかったですよ。

お近くへ行かれた際はどーぞ。