トークマスター２ vs ICR-RS110MF-S

Apr 9, 2009

カテゴリ：ラジオ

２～３月はとても忙しかったので、その鬱憤を晴らすためか、ついついいろいろとお買い物をしてしまいました。ちょっと買い物依存症気味だったのかもしれません。

世の中不景気なのに、こんなにたくさんお買い物をするオレ様ってエライ！
日本経済に貢献している！

などと思いつつ、以下は戦利品（買ったモノ）のご紹介です。

【AM/FMラジオ録音+SDカードスロット】サン電子　トークマスターII ［128MB］艶色［送料無料］

エアチェックマシンとして、サンヨーさんのICR-RS110MF-Sには満足してたんです。内蔵のラジオの音は正直言ってちとナンなんですが、まともなチューナーと組み合わせて使うとサイコー！！って感じです。
↓
（詳しくはこちら）

でも、ちょっとだけ不満が。。。

１．予約が５つしかできない。
２．mp3で録音する際のビットレートが最高で192kbps。
３．デザインがいまいちカッチョ悪い。

あと、贅沢な話なんですけど、マレに録音したい番組が同じ時間帯に２つあることがあるんですね。

というわけで、買いました

この機械はラジオ番組タイマー予約録音の分野では、オリンパスのラジオサーバーと並んで草分けにして老舗みたいなモノらしいので、いっぺん使ってみたかったんですよね。

上記の問題もないですし。

１．予約は２０個までできる！
２．mp3で録音する際のビットレートは最高で256kbps！
３．トークマスターもあんまりデザイン良くないけど、この赤は好き！

サン電子のサイトで売ってるアウトレット品なら２万円切る値段で買えちゃうってのがわかったのも大きかったです。

で、さっそく使ってみたのですが。。。。

結論から言うとサンヨーさんにちょっと負けてるかなぁ

負けてる点は以下のとおり。

１．音声の入力レベルが手動で設定できない。

昔のラジカセみたいに自動でレベル調整するタイプみたいです。
なので録音した結果はコンプレッサーをかけたみたいに、「小さい音は大きく・大きい音は小さく」なりダイナミックレンジの狭い音になります。
全然原音に忠実じゃありません。
ガッカリ・・・

２．レベルメーターがインチキ。

一応レベルメーターみたいな表示があるんですが、これが入力信号のレベルとはまったく無関係に動きます。
LとRが互い違いに最高レベルと最低レベルの間を行ったりきたり・・・。
なんじゃ、こりゃ

３．録音媒体がSDカード。しかも1GBまで。

microSDの方がよかったなぁ。まぁ、でもこれはmicroSD＋アダプターで解決するのかも。でも容量が1GBのmaicroSDカードを買う気になかなかならないなぁ

４．充電池が汎用品ではない。

ヘタった時が心配です。サンヨーさんのはエネループが使えるので、こういう心配はないです。

５．あんまり音が良くない

これが私にとっては一番致命的。
１．とも密接に関係するんですが、原音に忠実じゃないんですね。
ワリとまともなチューナー（SONY ST-S333ESX）につないで録音したんですが、ラジカセみたいな音になっちゃいました

なので256kbpsのビットレートは無駄でしたねぇ

サンヨーさんのヤツの192kbpsに負けてます。この品質なら128kbpsで録音してファイルサイズを抑えるのが賢い使い方になるでしょう。

とまぁ、こんな具合でさんざんなんですが、もともと中波AM放送の語学番組録音用に作られた機械であって、Hi-Fiオーディオ機器を目指したものではないですから、私の使い方のほうが邪道にして設計者の想定外なんですよね。

なので、サン電子さんが悪いわけじゃないんですが・・・

どうしようかなぁ。
NHK第一放送の落語番組とか最近始まったカメさんのDJ番組用にしようかな。
ていうか本来の用途に沿って外国語の勉強でもしろって？

最後にちょっとだけ、良かった点を。

付属のFMアンテナ用のコードが意外に便利です。
トークマスター２内蔵のラジオは、ちょっと感度抑え目に設計されているようで、このアンテナをつけてもイマイチなんですが手持ちの通勤ラジオ（aiwa CR-DS805）につけてみたらバッチリ！
私の環境ではNHK-FMもJ-waveもノイズレスでバッチリ受信できます。

こいつはラッキーでした！

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＜参考リンク＞