名盤認定。

Apr 29, 2009

(4)

カテゴリ：音楽

先週だったか、J-wave「グルーブライン」を聴いていたら、ピストン西沢が１０年ひと日のごとく、くだらなくも笑えるトークを展開しているバックで、やけに爽やかなサウンドが聴こえてきました。

ウクレレの音で琉球音階ってのもいいもんだなぁ～などと思って聴いてたら、突然聴いたことのあるメロディが。

・・・・「帰ってきたウルトラマン」じゃんっ！！

そのBGMはワンコーラス終わったあたりで別の音楽に切り替わっちゃったんですけど、気になって気になって・・・

さっそく「ウクレレ」「ウルトラマン」でググったら、あ、あった～～

これです。
↓

ウクレレウルトラマン / オムニバス

さっそくamazonで注文し、家に届いたらすぐ聴きましたよ。
そしたら、こ・これは・・・う・うぅむ・・・・

すっごく（・∀・）イイ！

ていうか、こんな絵文字では表せない感動が。

捨て曲いっさいなし。
ウルトラマン～ウルトラマンタロウまで涙モノの名曲ぞろい。
（ワンダバコーラスとかも入ってるっ！）

レオが居ないけど（Ｍ７８星雲出身じゃないからか？）かわりにブースカと怪奇大作戦の曲が入ってます。

一曲めからまずドギモを抜かれるんですけど、ウクレレで原曲を完コピ！
ＣＤが進むにしたがってだんだんアレンジ度が高くなっていく構成もうまいっ！

基本的にどの曲もウクレレ中心で編曲されているんですけど、リコーダーやアンデス２５Ｆ・鍵盤ハーモニカ・極めつけにはスタイロフォンまで（！）私の好きなちょっとショボめのオモチャっぽい楽器がガンガン出てきて、そこがまたたまりません

この頃の歌ものの曲って、ワンコーラスめもツーコーラスめもアレンジが同じっていうのが多くて、それを歌詞抜きでそのままやったら悲惨なことになるわけですけど、そこはみなさん上手く処理しているので聴いてるとアレンジの勉強にもなります。

聴き終わったらすぐもう一回聴きたくなるので、一度かけちゃうと３回くらい繰り返して聴いちゃいます。
これをもう４日くらい続けているかなぁ。こういう聴き方をするのはもう何十年ぶりだろう。久しく忘れていた感覚です。

全１３曲入りなんですが、総演奏時間は約３２分で現代のＣＤとしては「ちょっと短いんじゃない？」って感じもするんですけど、でもそこがかえって良いんじゃないかと思います。

ＬＰレコードの時代はみんなそんなものでしたよね。
両面合わせて４５分あると結構長い感じがしたし、６０分あったりしたらエラクもうかった気分になったものでした。

ＣＤ時代になって、どいつもこいつも６０分超えるようになったら、聴くのが大変だし捨て曲も多くなってどんどんつまんなくなっていたような気がします。

・・・・などと最後はおっさんの繰言みたいになっちゃいましたけど、このＣＤは名作だと思います。

じっくり聴いても聴きごたえがあるし、なにか作業しながらＢＧＭとして流しても心地いいです。

スバラシイ！
オススメ！
一家に一枚、いや一人一枚持つべきだ！

--------------------------------
＜参考リンク＞

今日は聴き逃した。
↓
グルーブライン

譜面も出てるみたいです。
↓