カテゴリ:スペイン・ヨルダン
バルセロナのホテルにて・・・。
ちょっと怖いお話なので苦手な方は 読まないことをお勧めします。 スペインへは1人参加のツアーで行っていたのですが バルセロナのホテルにチェックインを済ませた後、 いつものように家具の裏に抜け穴は無いかなどなど調べたはずでした。 (防犯の為) 部屋に特に問題も無くこの晩、ホテルで寝る前にやはりいつものように 部屋の鍵(チェーンも!)をきちんと確認して寝ました。 深夜、ベットの脇を歩き回る人の気配で目を覚ましてしまい んっ?なんで? と恐怖が走りとりあえず寝た振りをしたまま どろぼうだったら貴重品はバックの中! 早く持って部屋から出て行って!と願いながら 震えながらお布団に包まっていました。 うろうろしているのに物色している様子は無く 一応私も女の子。 襲ってきたらどうしようとばかり必死に考えていました。 5分ほどでしょうか怖い思いをしていると 突然、気配がぱっとなくなりました。 足音もしません。 でも怖くてすぐに起き上がる事が出来ませんでした。 再び数分緊張状態で過ごし やはり気配が無い事を確認してベット脇のテーブルの電気スタンドの位置と 目覚まし時計(もし泥棒がいたら凶器にする為) を置いた位置を頭の中で確認して 勢い良く起き上がり電気を点けて目覚まし時計を手に持ち 構えて部屋を見渡すと 誰もいませんでした。 部屋の電気をすべて点けて バスルームやクローゼット、ベットの下すべてを見ても 誰もいなくほっとして力が抜けてしまい 座り込んでしまいました。 いったいなんだったんだ! 不安がピークの私はとりあえずテレビを付けて 音を出して荷物を確認すると パスポートも貴重品も何も無くなっていませんでした。 気持ちを落ち着かせる為タバコを吸いながら よく考えるとおかしいなと・・・。 鍵もきちんと閉まったままだったしもちろんチェーンも。 家具の後ろも調べてたはずだし そもそもベットの脇をウロウロしていた人が 突然気配が消えたこと自体おかしいなと・・・。 もしかして幽霊・・・??? よけいに怖くなり朝まで一睡も出来ませんでした。 日が登る頃ようやく気持ちも落ち着き、カーテンを開けると 目の前のビルには電気が付き働いている人の姿が見え ホッとしましたが あれはいったいなんだったんだろうと 今でも謎の出来事でした。 1年のうち約1ヶ月は世界のホテルで暮らしている計算。 いろいろな所に泊まりましたが あんな思いをしたのはこの時だけ。 この出来事以来、1人での滞在のときは テレビと手元の電気は点けたまま 眠る癖がついちゃいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[スペイン・ヨルダン] カテゴリの最新記事
|
|