旅行の為ならなんのその。

今日は１ヶ月ぶりくらいに久々の予定の無い１日で
やることがいっぱいあるぞ！って思ってたのに
寝て過ごしてしまった・・・疲れてたのね（笑）

さて、今日のお話は種子島に戻ります

種子島宇宙センターの観光を終え
次に向かったのはちょうど潮が引いている干潮のタイミングのみ
中を見る事が出来る千座の岩屋。



駐車場に車を停めるとどっちに行って良いかわからなくて
ウロウロしているとバスの運転手さんたちが
「あっちだよ～」と教えてくれた

言われたとおりに進むと奇岩がどーんと目の前に現れてきた


圧巻！

地元の小学生達が遊びに来ているようで
正直うるちゃいかも・・・と思っていた

しか～しっ。私はこの後何度も感動する事になった

怪しい女が一人その洞窟に向かって行くと
怪しまれるかなって思っていたらすれ違ったちびっ子が

「こんにちは！」

と、元気いっぱいにちょっとテレながら挨拶してくれた

えっ？？？こ、こんにちは・・・

正直びっくりした。

その後も会うちびっ子みんな私に「こんにちは」と
挨拶してくれる。。。

島では当たり前の事らしい・・・感動してしまった
最初びっくりして小声でこんにちはと返した自分が情けない。
このちびっ子たちを見習わなくては

洞窟の中に入ってみると


ちょっと恐い・・・
このちびっ子たちがいなかったら私は一人でこの中に
入っていく勇気は出なかったかもしれない。

実は人が居ない場所が私は苦手・・・
お化け屋敷も苦手・・・
結構小心者なんです・・・

でも恐い話を聞くのは大好き（笑）

細い洞窟を抜けると・・・



広っ

海の侵食で大きな穴が開いてます。隣の穴は



まさに「百人どころか千人乗っても大丈夫！」って感じ。



ちびっ子たちは磯遊びに夢中
先生が「こらー！お前ら！ぱんつまで濡らしたら帰りのバスに乗せないぞ！」と
笑いながら怒鳴ると
「はーい！」と素直なお返事。

感動したっ！きっと東京の子だったら
「先生イヤらしい～」とか言いかねない・・・。



近くで磯遊びしていたちびっ子たちが
私に聞かせるように
「いっぱいいるな～」とこちらをちらちら見ながら言っている
あはは。じゃあ、ご期待通り聞きましょう

「何がいるの？」

「はいっ！エビがいっぱいいます」
みんなうれしそうに捕まえたエビを私に見せてくれる。

「私にも見せてくれる？」と聞くと
手の上に乗せてくれた



おおお！エビだ。

ちびっ子の一人が「ドコから来たんですか？」と
私に興味を示してくれた
みんなも興味深々だったみたいで質問した子に
「よくやった！」といわんばかりにこのこのーってやってる（笑）

「東京から来ました」って言うと
「おおおーーー！東京だって！！！」と盛り上がる（笑）

「飛行機で来たんですか？」
「さっき飛行機で到着したばかりだよ」
「おおおーーーすげーーー！」

あははは。かわいいなぁ。

エビを見せてくれたお礼を告げて
帰り際に近くにいた女の子に
「種子島でここお薦めって場所ある？」って聞くと

「鉄砲博物館です！」と元気な答え
どうやって行けばいいの？って聞くと
「○○小の近くです！」

あはは・・・その○○小がわからない・・・
「カーナビで探してみるね。ありがとう」とお礼を告げて
駐車場に向かうと私に上手に説明できなかったのが残念だったのか

「おねえさーん」と
追いかけて来てくれた。

他の子に聞いてくれたみたいで
「西之表市役所のすぐ近くです」と
わざわざ言いに来てくれた。

なんていい子たちなんだろう。本当に感動してしまった

この出来事で私の価値観は変わってしまった。
子育てするならこういうところがいいのかもしれない・・・

まぁ嫁にも行けない私は何を言っても
夢のまた夢・・・（笑）

あはは～。