カテゴリ:チベット・カタール
チベットを旅して旅行記を放置しまくって 気が付けば1年を過ぎようとしている(笑) きっと今年の夏もたくさんの日本人がラサを目指すと思うので 私が感じたコレだけは!っていうのを早く書かなくてはいけないと 思っていた。 チベットを訪れてまず必ず行きたい!って思う場所は9割の人は ポタラ宮だと思う。 私もポタラ宮に憧れてチベットを訪れた。 しかしこのポタラ宮個人旅行者にはものすごーく注意が必要な場所になっていた 私たちは中国の成都の安宿に併設されている旅行会社に お願いしてラサまでの許可証&航空券を入手していた その時に入京許可証は同日に同じ便で入る10人ほどが 一緒になった入京許可証で入った為個人的には その許可証を手にすることはなかった。 ポタラ宮は普通にチケットを購入して入れると思っていたら 人数制限をされていてなんと!徹夜で並んでも チケットが取れないという有様になっていた。 慌てて現地の旅行会社に行って北京語、英語ペラペラな師匠が 交渉するとドコの旅行会社に行っても 事前に取って無かったら多分入れないという回答だった しかし1件の会社が今夜徹夜で並んでみると言ってくれた。 チケットが取れたら1人500元との事。 もうお金の問題じゃなかった。高くても入れれば良かった。 しかも入京許可証が無い事もネックになっていた。 もちろん入京時に許可証は出していたからチベットに入れたんだけど その後持っていなかったのがまずかった・・・ もちろん一応建前では中国ビザが無ければチベットに 入る事は出来ないとはなっているけど 実際はビザなしでも入る事は出来るけど ホテルのチェックインでもビザ提示を求められるし ポタラのチケット入手にもビザが必要になってくる 一応ビザは取っていたのでそこはOKだった。 結論から言うと・・・3日間粘ってポタラ宮に入るチケットは 入手できる事が出来なかった。 ホテルにいたアメリカ人から教わった最後の手段で ポタラ宮の前にある団体で入る入り口から入る団体のコーディネーターに 交渉してねじ込んでもらえる可能性もあるとの事で 私たちも師匠の語学力のお陰で師匠が一生懸命交渉してくれたけど ダメだった・・・ 中国国内旅行が大ブームになっていて チベットも大人気で特に観光のピークである夏は 個人では入場チケット入手不可能だった・・・ 今年の夏もいろんな人が個人でチベットに行くと思うので 私たちの失敗と経験から言える事は・・・ ・必ず中国ビザは取る(チベットは中国ではないという考えの人も旅行を円滑にす為にはあったほうがいい・・・) ・入京許可証は必ず自分達だけのグループでセパレートしてもらう ・事前に予約していなかったら真っ先に現地の旅行会社に頼む でも一番確実なのは・・・ 高くてもポタラ宮入場だけは 旅行会社に事前に申し込む! これに限ると思う・・・。 せっかくラサまで行ってポタラ宮が目の前にあるのに 入れない悲しさは私が味わっただけで十分かも。 みなさんは失敗しないようにしてください。 という事で私は滞在中毎日ポタラ宮の前に通っていた 入れなくてもせめて雰囲気は目に焼き付けておきたかった。 残念ながらチベットは今中国の一部と位置されてしまっている (旅行記を書く時はその国の国旗を私もトップに貼るけど チベットにおいては私も小さな反抗) ここは中国!と表す為かポタラ宮の目の前は 天安門広場のようにされていて大きな中国の国旗が はためいていた・・・ 正面の広場の左側には作られた池もあり ここから見えるポタラ宮はよく写真のアングルからも使われる キレイな写真スポットでもあった ラサ滞在最後の夜・・・結局中には入れなかったから 時間の許す限りポタラ宮を眺めようとジョカンの隣のホテルから 一人でリキシャーに乗って(10元)ポタラ宮までやって来た 残念ながら今回中を見学できなかったけど またおいでって事だよね?2時間位座ってぼーっと眺めながら 主無きポタラ宮はこのもの凄い周辺の変貌ぶりを どう見てるのかな?とか考えてちょっと悲しくなっていた するとけたたましい音楽と甲高い女性の声で しきりに大騒ぎする中国語の放送が流れてきた・・・ なんだ???驚いていると ポタラ宮の前の広場の一角に人々が集まり始めた 私も行ってみると 中国の流行歌?に合わせて噴水ショーが始まった! うーーーんキレイだけどなんだかなぁ・・・ この景色は上海や北京では大興奮で見る事が出来るけど チベットには似合わないかもしれない・・・ ちびっこは大興奮で噴水に突進(笑) ものすごく平和そうな景色になんだかものすごく違和感を覚えた 本当のチベットの幸せって・・・ せめて自治を認めてあげて欲しいな・・・ ものすごくいろいろ考えさせられた時になった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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